サンパチマイクの工場見学を終えた
糸井重里とほぼ日一行。
最後は、社員のみなさんといっしょに
記念撮影をおこないました。
案内されるがままに食堂に向かってみると、
そこには大勢の社員のみなさんが‥‥!
なんとサプライズで集合していてくださったのです。
何も知らされていなかった糸井重里も、
みなさんからの大きな拍手にびっくり。
「ひゃー、いまからなにがはじまるの?
俺、なんにも知らないよ(笑)」
みなさんとの記念撮影の前に、
さきほど取材にもご協力いただいた
サンパチマイクを担当する樋口さんから、
糸井さんへのお礼のことばがありました。
「糸井さん、きょうはソニー・太陽に
お越しいただきありがとうございました。
私は、昔から奥様の樋口可南子さんには、
勝手ながらずっと親近感を抱いていました(笑)。
まさかそんなじぶんの未来に、
その樋口さんの旦那様とお会いして、
お話をすることになるとは思ってもいませんでした。
きょうは私にとって、とても感慨深い日です」
ユーモアのある樋口さんの挨拶に、
糸井の顔もゆるみっぱなし。
ぼくたちも樋口さんとお会いできて、
とてもうれしかったです!
そして、マイクのバトンは、
そのまま糸井重里のもとにわたります。
「うわぁ、こういうの苦手なんですよね(笑)」と
照れ笑いを浮かべながらも、
きょうの工場見学の感想とお礼を、
集まったみなさんの前で話しはじめました。
少しだけここでもご紹介いたします。
ぼくは漫才を見てるときに、
「漫才をするときっていつも同じマイクだなぁ」と、
なんとなくずっと思っていたんです。
そしたら、ある漫才師の方が、
「ふたりの芸人がいて、
真ん中にサンパチがあれば漫才がはじまる」
みたいな言い方をしていて、
「あのマイクにはサンパチって名前があったのか!」
って、そこで気づいたんです。
それからは「サンパチ」というものが、
漫才に欠かせないもののように思えてきて、
「あれはミュージシャンにとっての
ギターみたいなものじゃないだろうか」
と思いはじめました。
じつはぼく、これまでギターをずいぶん買いました。
「ビートルズが弾いてたのはあれだ」って聞いたら、
それを探して買ったりもしました。
別に弾けるわけじゃないんですけど、
同じギターを持っているだけで、
じぶんがその世界にいられるような気がしたんです。
それって野次馬の最高の贅沢だとも思うんです。
だから、尊敬するお笑いの人にとって、
サンパチマイクはギターと同じなんだって思ったら、
なんだかそれがすごくほしくなっちゃった。
それで「俺、サンパチ買うわ」ってなったんです(笑)。
その話をぼくのマネジメントをやってる
秘書のクラモチさんにしたとき、
「サンパチの工場って大分なんですよね」って言う。
「なんで知ってんの?」って聞いたら、
「昔いっしょに働いていた人がそこにいるんです」と。
それが西島社長だったわけです。
そこからご縁がつながって、
「工場見学ができたら最高だね」とか言ってたら、
ほんとうに実現することになって、
それできょうぼくはここにいます(笑)。
ここに来た経緯はそういうことなんですけど、
じぶんも曲りなりに会社経営者のひとりなので、
「じぶんたちが思いっきり力を出せる場所」というのを、
ぼくはいつも考えています。
そういうテーマを持っているじぶんにとって、
この会社のはたらき方、歴史、いまやっていること、
「こういう場所で、こんなふうにできるんだ」を、
きょうはたくさん教えてもらった気がします。
いまは導かれてここに来たような、
そんなふうにも感じています。
2026年のきょう、こういう日が来て、
帰ってからまた頭を整理したいと思いますけど、
ぼくの友だちやほぼ日のみんなにも、
きょうここで感じたことを、少しずつ、
小分けにして話せたらなと思っています。
さっきもちょうど話していたんですけど、
今度、30代の漫才師の方とミュージシャンの方と、
3人でごはん食べる約束をしているんです。
ふたりともソニーのマイクを、
プロとして相当使い込んでいる人たちで、
ぼくはこの工場で聞いた話を、
彼らにたっぷり自慢してやろうかと思ってます。
そんな彼らを通して、又聞きで、
ぼくの自慢話が世間に伝わっていくといいなと
密かに思っています(笑)。
きょうはこうやって集まっていただいて、
お礼を申すばかりです。
ここに来られて、ほんとうによかったです。
どうもありがとうございました。
糸井の挨拶がおわれば、
椅子に座ったままみんなで記念撮影です。
ソニー・太陽で写真を撮るときは、
「はい、チーズ」ではなく、
「はい、ソニー」というかけごえをするそうです。
ということで、みなさんごいっしょに‥‥。
せーーーのっ!
「ソニーーーーー!」