

カナブンが迷いこんだようです。

虫眼鏡を取り出しました。
そんな占いができそうなごつい虫眼鏡を、
いったい何用に
机のいちばんうえの引き出しに
しまっているのでしょうか。

「はっはぁー」
カナブンを凝視して
感心するハリーです。

「それ、なんですか?」
カナブンです。
イサワさん、持って帰ります?

「要りません。
ぼくの食糧じゃないですから」
(※食糧じゃないですから、は
イサワの持ちネタです)

「ほっほぉー。
虫眼鏡で見ると、おもしろい!」
忙しいのに、星野まで
ハリーに虫眼鏡を借りて
カナブンを観察しています。

「あー、金曜だ。
お先に失礼しまーす。
あ、なにやってんですか?」
ベイちゃんまで、虫眼鏡を手に。

「ああああ、すごい。
虫眼鏡って、あるとたのしいですね!」

「でしょう?!」
こんな、休み前の
「ほぼ日」であります。