「ちょっとこれ見てよー！」
がアピールしています、
困ったなあ、という表情ですが、
必死で笑いをこらえている、
という感じでもあります。

どうしましたか？

「ちゃんが在庫の資料を
まとめてくれたんだけどさー、
ここ、見てよ、ここ」

どれどれ？
２０１４年から‥‥
‥‥ん？　んん？　んん！

２０１１７年‥‥
にまんひゃくじゅうななねん‥‥！

や、やえちゃん‥‥。

こちらは、。
なぜ、彼の呼び名が
べっかむ３なのかを
知るものも少なくなってきた。
それは、日韓共同開催のワールドカップの
ころじゃった……。
あ、まてよ、
これ話が案外長いんじゃなかったかな。
ちょっと、今日は割愛。

で、最近わたくしは
実に10数年ぶりに
彼と一緒に仕事をしております。
お互い老けたものよのう。

数年来、
彼がずーっと一手に引き受けている仕事に
新しく項目を
増やしてもらったからなのでございます。
うっすら写っているあの細かいエクセルが
進行表でございます。

久しぶりに仕事をはじめて
話をすると、
古くからの同僚は
あんがいたくさん仕事をしていて
びっくりします。

アルバイトのが

「ふじたさーん」とやってきました。

受付にいるアルバイトさんが
席まで来てくれるときは、だいたい、

「お電話でーす」

と電話をとりついでくれるときなので、
はーい（電話かなー）と振り返ったら、


「わたしも樹液のアメください〜」

というかわいい頼み事でした。

わたしはうれしいです。
毎年ギリシャに行くたびに仕入れてたのに、
個性的な味だし、
あまり受け入れられないだろうな、と
机の中にしまっていました。
スガノさんと社長のおかげで
こんなに広まって、うれしいです。

の感想は、

「ん〜、ヨモギみたいな味」

というものでした。

マスティック・ブームが
私の隣の席で広がっておりますが、
本日樹液が導入されたことで
また新たなマスティックフレンドが
誕生しております。

学校長も、外出先から戻るなり
「樹液ちょうだい」と、
に声をかけていました。


「（ニッチャニッチャニッチャ‥‥）」


「いかがですか？」


「これはいつまで噛んでいればいいのかな？」


「きっと永遠になくならないです」


「飲み込んでも、おなかの中で成仏しなさそうだね」

不思議な会話だ。

社内で、しずかに活動していた
「バウム部」にひさびさの
招集がかかりました。

おいしいバウムクーヘンが
たくさんある兵庫を地元とし、
バウムクーヘンについて
チームのミーティングでも とりあげている
田口壮さんと奥様の恵美子さんから
「ほぼ日のバウム部に
　トライアウトさせてください！」と
光栄すぎるお申し出が。

これは、真剣に取り組まないといけません。
心して、いただきます！

ハムッ。
モグっ。

「‥‥素直な味でおいしい」

バウムクーヘン屋さんで
アルバイトをしていたこともある
部長が
ニコニコしています。

もちろん、全員一致で
入部、大歓迎！
トライアウト大成功です。

田口さん、恵美子さん、
新歓部活での
ふるまうバウムクーヘンも
決めたので、
いつでも遊びにきてくださいね。

＜社内連絡＞
この部活に入りたいというかたは
好きなバウムクーヘンを添えて
リンリン部長までどうぞー。

ほぼ日には、入社するともらえるものが
ひとつあります。
（たまに入社しなくても無理やりもらえます）
それは「顔アイコン」です。

↑こういうやつです。

これがあると、発言するときなどに便利で、
ほぼ日上ではもちろん、
社内のメールやチャットのやりとりでも
使っている人がわりといます。

この顔アイコンには
ひとつ不思議な伝説があって、それは
「もらった当初は似てなくても、
だんだん人間のほうがそれに近づいていく」
というものです。

最近入社したタナカにも
顔アイコンが進呈されました。
これ→です。
「犬じゃん」
と本人は最初思ったそうです。

今日お昼の用意をしている彼に話しかけたら、

「でもほら、怖いことに
みるみる似てきたんですよ」
といって、マスクを取り出しました。

ほんとだ！
いつも持ってるんですか？


「たまたまです」

とのこと。
何年かしたらきっと、マスクをせずとも
こういうイメージになるのかもしれません。
以上、顔アイコンの呪いでした。

ちなみに、私はどう髪型を変えても、
いつも顔アイコンのおかっぱに戻ります。

昨日我がオフィスを席巻した
ギリシャはヒオス島のマスティックあめですが、
ギリシャを愛するが
マスティックの樹脂バージョンのガムを
持ってきました。

どうやら樹脂（樹液？）を固めたもののようです。

ふたつぶ、いただきました。

甘くなく、少し香りがあるのですが、
溶けないガムのようでニチャニチャしています。
溶けないので、午後はずっと
噛んで過ごせそうです。

じつは私、何かを噛むと
一気に仕事がはかどるという体質なので、
（いつもは昆布やガム、するめに
お世話になっています）
いいものを知ることができた気がします。

水曜日の午前中は、
ほぼ日の全体ミーティングがあります。
遠くにいるスタッフは
左に置いてあるカメラを通じて
参加しています。

今日はみんなが真剣に
何かを書く時間もありました。

なんだか今日はと
木の樹液のあめの話を、
ずっとすることになってしまいました。
そこにあらわれたのがです。

「好きかどうかわからないけど、どうぞ」
といって、フジタがあめを渡すと、
「ハーブとして、おいしいじゃん」と
糸井はにっこり。

そしてなど
糸井はいろんな人に
薦めてまわってくれました。

ギリシャ好きのフジタは
うれしさが隠せないといった感じで
ニンマリしていました。

「私はギリシャが好きで、
ハマっていく一方なのですが、
じつは人にはギリシャのことを
話さないようにしています。
『１』訊かれたら『３』答えるという癖も
なるべく気をつけて
出さないようにしているのです。
なのに、ああ、今日はこんなにいい日！」

よかったですね。

たしかに、私もハマっているものが
いくつかあるのですが、
あまり人には話さないようにしています。
わかる。

ともかくも、本日めでたく、
マスティックあめのプチブーム到来。

あめじゃなくて、
ガムのように噛める樹液そのものも
ギリシャみやげにはあるそうです。

私の隣の隣の席はです。

コウノさんが会議から戻ってきたので、
まだ私たちの机の上にあった
マスティックあめを薦めてみました。

マスティックがどれほど奇跡なのかについて
からくどい説明を受けながら、
気の早いコウノさんは、
そのままパクっといってしまいました。

でも「いけるね」と。
「あんがい好きだよ」と。

マスティックの奇跡の木あめが、
ちょっとしたブームに‥‥なるか、ならないか、
なるか、ならないか。