さて、本日水曜日なので、
手帳関係の乗組員が集まって、
会議です。
人数が多いので、
座席が二列になるという状況。

冒頭に、社屋の近所に
車でランチを販売にきている……
あれはかっこいい言葉で言うと
なんでしたっけ？
その店員さんが、
最近変わった、という話で盛り上がりました。
あのお姉さんは絶対に栄転である、
というような話を延々と。
１０分経過したところで、
はたと気がついて、本題に。

そうそう、
雑談をしている場合ではないくらいに
９月１日は近いのでした。

今から、９月１日までのこと、
９月１日をすぎたあたりのこと、
そこから１２月までのこと、
話すことはいくらでもありました。

ラストスパートでもあり
これからスタートでもありの状況、
謎に「お〜！」とか声を上げてみたりなど。

新宿サザンテラスのカレーの車、
今日もたくさんのお客様に
来ていただいています。
みなさま、ありがとうございます！

新スタッフのふたりもテキパキ、
たのしそうに働いていて、
とてもいい感じ。
ちょっと前に、販売の仕事をしている
カレーの学校の生徒さんが
「すごく前の『今日のダーリン』が好きで、
保存してたびたび読み返してるんです」
と見せてくれた糸井の文章を思い出しました。
（長いですが、引用してみます）

───

「売り子」という仕事があります。
「販売員」といってもいいでしょうし、
「ショップ店員」などとも言われているようです。
一時、カリスマ店員とか、流行語みたいになってました。

この「売り子」という仕事、実際にやってみたら、
全人間力が試されるような仕事だと思うのです。
書物や先生についての勉強も、
ある局面では大事なのかもしれませんが、
人間のお客さまに対して、人間の売り子として
ものすごくたくさん頭と身体とこころを使って、
センスと経験を溜めて磨いていくような仕事です。

でも、むつかしい筆記試験があるわけでもなさそうで、
学歴のふるいにかけられることもなさそうなので、
なんとなく世の中の価値観のなかでは、
「かんたんな仕事」というふうに思われがちのようです。
言わば、いままでの社会でなめられている、というかね。
だけど、学校で習うような知識がどれだけあっても、
おそらく、それがあれば
「売り子」がうまくできるとは思えません。
ぼくの知ってるかぎりでは、やっぱり、
いい「売り子」は、人間理解が深くて豊かだと思えます。
いいとされる大学で習っても、
なかなか実際に身につくものでもなさそうです。
　
その「売り子」のような仕事は、
世の中にたくさんあります。
ケーキ職人だって、大工さんや左官の仕事だって、
センスと経験と、向上心が仕事の質を決めます。
書籍の外側にある「知性」がものすごく必要とされます。
で、そこらへんの「知的」な仕事っていうものこそが、
この先、人に「はたらきたい」とされることであったり、
ロボットに取って代わられない仕事なのではないか？
そんなふうに思うんですよね。
　
スポーツ選手のやっていることも、そうですよね。
デスクワークより、全身を使うような「知性」で、
人びとから尊敬されたり、必要とされている例でしょう。
「ポスト・ホワイトカラー」の時代は、すぐそこかもよ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いい「売り子」は、「売り子」以外もうまくできそうです。

───

さて、今日の残りの「カレーの車」の販売も、
みんなでがんばります〜。

「カレーの車」は前回から、
新スタッフのアオキさん＆オウギさんが
本格的に仕込みを手伝ってくれています。
明るくて、そしてカレー好き、
さらに車の運転もまったく問題なしの
おふたりです。

完成間近のカレーを
大きな木べらで混ぜながら、
オウギさんがひとこと。
「ああ、飲みたい‥‥」
「そうだ、カレーは飲み物だ（笑）」
と、アオキさん。

たしかに、ほんとうにいい香り。
今日のカレーの車、
もうすぐ新宿に向かいます。

８月は新宿サザンテラスで
オープンしている「カレーの車」。
本日も新宿に登場します！

ほぼ日のキッチンでは今も、
水野さん、リーダー、スタッフのみんなが
２種類のカレーを仕込んでいるところです。

＜「カレーの車」8/23（水）＞
・11時〜14時（売り切れ次第終了）
・新宿サザンテラス、サザンタワー前広場にて
・メニュー／チキンスパイスカレー２種　各800円
（オレンジ×フェンネル・レモン×セロリシード）
野菜のおかず　200円

そして「カレーの車」、なんと今日は
Yahoo!ニュースにも載っています。
シャンカール・ノグチさんが、
「新進気鋭の東京の絶品カレー」として
ご紹介くださっています。（嬉しい！）

青空の広がるいい天気の日。
新宿近辺のみなさま、
ランチにカレーはいかがでしょうか。
よければぜひぜひお越しくださいね〜。

今日の「今日のダーリン」は
雑談がテーマでした。
ほぼ日では、みんなよく
雑談をするのですが、
雑談でも打ち合わせでもない、
その中間の「相談」スタイルで
話をしている人もけっこういます。
こうやって、誰かの席に近寄っていって
「いま、いいですか？」と
話しかけます。
ですから、一方が立って、
一方が座っていることが多い。
そして、この「相談」を、長い人は
１時間くらいやっているのです。

話している内容は、
もちろん仕事のことなんですが、
聞き耳を立てていると
いろいろと脱線しています。
そして、この「相談」のいいところのひとつは、
その話が耳に入ったぜんぜん別の人が
口を出したりすることです。
もっと緊急を要する相談のある人は
前の相談に割って入って話してもよいのです。

いまこのときもたくさんの場所で
「相談」が発生しています。

今日は火曜日で、
給食の日だったのですが、
私は昼間に外出していて、
給食が食べられませんでした。

メニューはサーモンフライだったらしい‥‥。
しかも、タルタルソースつき。

夜、はじめキッチンチームが
それをサンドイッチにして
出してくれました。
うれしいよるごはんです。

明日から、
TOBICHI常設ショップの奥のスペース
「すてきな4畳間」では
写真家の菅野絢子さんの展示がはじまります。
本日はその搬入をしました！

菅野さんが撮るのは、
日常に潜む動物。
猫や犬、虫、そして人です。

何気ない風景に映り込む動物の写真は
どこか懐かしかったり、
ふっと笑えたり、
見ていて、ほのぼのした気持ちになります。

パッと見たときにはわからないこともあり、
写真をじっくり見て、探すのも楽しいです。
中には小さい動物もいるので、
菅野さんが、見つけやすいように
虫めがねをご用意してくださいました。
まさきさん、
そうやって使うものではありませんよー。

明日から、
菅野さんのインタビュー記事を
連載しますので、
どうぞ、お読みになってくださいね。

写真展は9月10日まで開催します！

が、なにか墨汁で
シルエット的な絵を描いています。

ああ、これは、
昼間ちょっと出てた銀色の、
見習い乗組員のシジュちゃんかなぁ。
きっとそうだ、羽あるし。

竹ひごで描いているの？　
と訊いたら、

「ううん、わりばし」
とのことでした。
わりばしで！

今日は、枝豆豊富デーにつき、
この会議でも枝豆が出ました。
なんだろう、食べても食べてもおいしい。
糸井も食べてます。

いただきもののおいしい枝豆を
が
塩ゆでしてくれました。

うわー、とまんない〜、
すごい量だね！


「これでもまだ、半分です」

とのこと。