みなさんも
多かれ少なかれそうだと思うのですが、
「どうぶつの森」では
いつも困ってしまうことがあります。
今回も例外ではありません。

それは、手元に持っておけるものが
圧倒的に少ないことです。
タンスぜんぜん足りない！
それは、もう、圧倒的な足りなさです。

ああ、これも欲しい、あれも欲しいと買った家具。
グレースのファッション・チェックに通ろうと、
むだに買い込んだ変な服。

タンスはおろか、部屋の中から、
博物館の２階までも全部うめつくされて、
家の床には、
壁紙やら鉱石やらが散乱している始末。
これはある意味アートな部屋だと開き直って
最後はそれを大公開しようかなと‥‥

あ、ちょっとまって、
やっぱりこれから片付けるんだったー
でもこの服は捨てられないし、
これもまだ着られるなぁ。
このランプも素敵だし‥‥
‥‥
このミニチュアの化石はいいよなぁ。
このフォルムがいいなぁ‥‥
は！　つい、コレクションを眺めてしまったよ。

‥‥
‥‥ん？　なにこれ！
現実とおなじだ！
ゲームの中まで現実！

驚愕の現実をつきつけられたところで、
ひとまず、
中締めとさせていただきたいと思います。
ありがとうございましたー

前回、人がどんなクツを履いているか気になる
と言っていたシャンク。
どうも、マスターの履いているクツに興味があるらしいのです。

なにそれ？
ほら、ふつうに見ればいいじゃない。

‥‥とおもったら、
そうか！
カウンター越しだと見えないのか。
それはたしかに気になる‥‥

マスターもなぜだか言葉をにごしているし、
どうしても気になって、
どうにかして見てやろうという気持ちになりました。
どうしても見たい！
ぜったいに見たい！

カウンター越しに何とかのぞき込もうと、
まわりをうろうろうろうろ。
うろうろうろうろ‥‥

うーん。けっきょく見れませんでした。
そんなに言葉をにごすなんて、
いったい、マスター、なにをはいているんですか？
おしえてー。

少し前のことになりますが、
いつものようにコーヒーを飲みに行ったら、
商店街で靴屋を営むシャンクがいました。

いつも、つい、人の足元を、
どんなクツをはいているかを見てしまうと。

わかるよー。
ぼくもつい、電車内で「どうぶつの森」をやっている人が
いるかどうか見てしまうもの。

え？　ちがう？

おうさまになってどのくらい経つだろうか。
あいかわらず、
村人たちからは村長あつかいだ。

秘書のしずえさんも、
「はい、オカムラ村長！」と、
なんの疑いもなく話しかけてくる。
こんなに見た目はおうさまだというのに‥‥

ああ、だれかおうさまと呼んでくれないかな。

おうさまになってまだ数日。
見た目はおうさまだけれど、
村人たちの反応は今までと変わりません。
しょせんコスプレか‥‥

そんなところに
素敵なおじさんパロンチーノ。
買い物上手をたたえてもらいました。

ほー、買い物マニアかー。
おうかんを買ったからな。
いや、そうに違いない。
まぁ、おうさまからしたら、
たいしたことない、はしたベルだけど、
それなりのおねだんだったからな。

ちょっとだけ、
おうさまになったかいがあったかな。

先日、ホンマさんのところで、
議論を呼んでいるというわが家の評価を聞いたときのこと。

ホンマさんから、
たぬきちがひそかに想いを寄せているらしい、
あの人の話を聞いてしまいました。
ホンマさん、グッジョブ！

「付き合いは長いんですか？」と
聞かれてあせるたぬきちのうろたえっぷりが、
なんとも微笑ましいです。

ホンマさんに言わせると、
かなり親しい感じだったとか。
ああ、すっかり甘酸っぱい気分です。

おうさまになるすこし前、
ハッピーホームアカデミーから、
10万点を超えたと手紙とトロフィーがとどきました。

おー、これはうれしい。
ちょっとホンマさんに評価を聞きに行こうかなと、
いつものように、気楽にホンマさんのところへいきました。

ところが、いつもと様子がちがいました。
なんでも、
床にほっぽり出しておいた、
鉱石のルビーが議論を呼んでいるとか。

あ、論文とかでてるんですか‥‥
なんか、すいません‥‥
ほんとにただ、
床にほっぽり出しておいただけなんです。

前衛的なスペースとか、そういうの一切無くて、
タンスのスペースの節約にと、
ただ、床にほっぽり出しておいただけなんです。

インテリアのいちジャンルとか、
そういう大きい話でなくて、
ただただ、床にほっぽり出しておいただけです。
ほんとすいません。

ある日、
いつもの様にエイブルシスターズへいきました。

あ、あれは‥‥
あああ、あああ、ああ、
おお、お、おお、「おうかん」だ！
ま、また売ってるー！

どうせ、
「なぜか買えませんでした」ってオチだろうって？

ふっふっふ。
これまでの僕とは違いますよ。
こんなこともあろうかと、ちゃんと貯金して、
この日を心待ちにしていたのです。

郵便局へ走り、きっちり100万ベルほど下ろして、
念のために試着して、
王になった時の喜びをシミュレーションしつつ、
ばーんと120万ベルはたいて買いましよ。
こんどはなぜか買えないなんてことはないぞー。

やったー！
これで王様になれるーーー。

家に帰って、さっそく着替えました。
これでもう、誰がどこからどう見ても
正真正銘のおうさまです。

気が大きくなって、
いろいろなお店の商品を買い占めました。
あー、うれしい。
念願のおうさまになれたー！　いえーい！

サムが唐突に、
「うどん」と「そば」どっちが好きかと聞いて来ました。

これは難問です。
以前、出張で四国に行ったときなど、
３食うどんでもいいくらい、
うどん好きになったりもしましたが、
あるときは、
昼ごはんのたびにそば屋に通い詰めるほど、
そば好きになったりもしました。

うーん、でも、いまどっちかと聞かれたら、
やっぱり「そば」かなー。

へー、塩だけで食べるといいのか。
こんど試してみようかな。

タイシが、なんか怪しいおじさんが
村に来ていると訴えてきました。
ファッション・チェックとかいって、
人の着ているものにいちゃもんをつけると。

なんだって！　村長としては
怪しい人物は放っておけません！
どれどれ‥‥

あ！　グレースさん！
え！？　おじさん？？
男性だったの！？

‥‥まぁ、いいか。
ファッション・チェックも合格したし。