ほぼ日刊イトイ新聞

かも?

あ、あれはかもかも?
なかよく、なにしてるんだろう。
吠えてみようかな。
それとも、だまって見てようか。
かも、なにしてるんだ?
こっちは犬だよ。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/28 01:06
darling

なんどでも。

おとうさん、いまでも、
この道はよく通ってるよね。
犬とおとうさんも、よく歩いたね。
ついつい思い出しちゃう?
犬のこと。
たのしかったもんねー。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/27 01:03
darling

いちれんの。

散歩してきたら、
首輪を外してもらって、
だっこされてお風呂場に行く。
足を洗ってもらって、
走って居間に戻ってくる。
それ以外のことはありませんでした。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/25 01:29
darling

ほんとうは。

犬がおとうさんにくっつく時代から、
だんだんと、おとうさんが犬に
くっつこうとする時代になっていた。
犬は、わかっていました。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/24 02:45
darling

どこだっけな。

ちょっと高いところに犬を乗せて、
なにがしたかったんだ、おとうさんは。
で、ここ、どこだったっけ?
こんな場所、あったっけ?
ああ、思い出したよ。
青山学院の裏の通りだったね。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/23 02:31
darling

じゅんぎょう。

ちょっと、「劇団セルフタイマー」の
韓国公演に見えないかな。
この像のおかげでさ。
見えないか…ごめんごめん。
根津美術館の骨董通り側だよね。
なにもかも、たのしく見えるなぁ。
<『ブイ父回想(未刊)』より>
2018/05/22 02:59
darling

かいしゃのひと。

骨董通りに会社があったときには、
よく連れてってもらいました。
「ブイちゃんが探してますよー」と、
会社の人がおとうさんに
伝えてくれました。
引っ越してからも、あの建物には、
よく行こうとしたものでした。
〈『ブイヨンの思い出(未刊)』より〉
2018/05/21 01:31
darling

われかんせず。

「劇団セルフタイマー」の活動は、
家という舞台でも行われます。
おとうさんは、カメらをセットして、
あわててソファの後ろに移動します。
なにがねらいだったのでしょうか。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/20 02:10
darling

こらーじゅ。

そう見えるかもしれないけれど、
これ、コラージュじゃないんですよ。
クイズみたいだけど考えてみてみて。
ここでは、何度も写真を撮りました。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/18 00:58
darling

へへへ。

これは、セルフタイマーでなくて、
おとうさんが撮った写真です。
この場所で、この姿で撮ったものが、
なんだかいくらでもあります。
なんのために撮っていたのでしょう。
あ、あとでこうやって見るためか…。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/17 02:09
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
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