ほぼ日刊イトイ新聞

時代劇のように。

ちょっと、時代劇の
対決シーンのようにも見えるけど、
手前の役者の視線が、
まったくトンチンカンなのです。
「カーーーーーーーット!」
<『新・東京物語』(未刊)より>
2008/08/02 23:34
darling

できたてのジャム。

「ブイちゃん、
 ちょっとどいてくださーい」と、
ひなたぼっこしてる犬をどかして、
おとうさんが写真を撮りはじめた。
桃と、ブルーベリーのジャムだって。
夜中につくって、ゆっくりさまして、
いまできあがったんだそうです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/08/02 11:32
postman

なんでスイカと。

新潟の雪どけ水で育ったという
スイカが届きました。
犬も、記念にということで呼ばれた。
なんでスイカと記念に?
どうせ、犬は食べないんです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/08/01 17:39
postman

公園〜。

人間のおかあさんと、
公園に行ってきました。
公園は、あしの下が土で、
日陰がたくさんあるので、
夏でもたのしく歩けるのです。
そして、いま、あしを洗います。
たのしかったねー、おかあさんっ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/08/01 10:48
darling

どんだけテレビが。

ちょっとした時間を利用して、
おとうさんがストレッチポールを
していました。
犬は、近くに行って
テレビを見ました。
「どんだけテレビが好きなんだ?」
と、言われてしまいました。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/31 20:17
darling

犬のかいだん。

いつもよく知ってるつもりだった
この階段ですが。
まだ先があることを、
犬ははじめて知りました。
屋上の‥‥上‥‥。
犬は、ちょっと怖くなりました。
これが怪談というものですね。
<『犬なりのしゃれ(未刊)』より>
2008/07/31 12:05
postman

あ、いま。

おとうさん、いまさ、
「お、ブイヨンが寝てるな」と思って
カメラ持って近づいてきた?
「思ったよ」
そう‥‥やっぱりね。
じゃ、また寝るね。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/31 00:28
postman

夏のボール投げ。

「夏はボール投げはしないの?」
という質問にお答えしましょう。
コンクリートが熱くならない朝に、
少なめにしているんです。
ほんとうのボール投げの、だいたい
半分の半分の半分くらいね。
ちなみに食欲は、変わりません。
『犬が教える犬のお世話』(未刊)より
2008/07/30 11:04
darling

空き地のその後。

なにか変化があるんじゃないかと、
さみしがりつつ、待っていたのですが、
特になにが起こるわけでもなく、
夏には夏なりの草が繁っています。
ここに、ぼくは、何度!
いろんなハーブを植えたいと‥‥
思ったことでありましょうか。
2008/07/30 04:20
darling

あしを。

好きじゃないけど〜 おとなしく〜
うれしかないけど〜 しかたない〜
あしを あらってもらうのは
あしを あらってあげるのは
犬と 人との おやくそく〜
ありがとね〜 おとうさん〜
いいこだね〜 ブイヨン〜
<『父ほめ子ほめ歌(不詳)』より>
2008/07/29 10:02
postman

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2