ほぼ日刊イトイ新聞

雑草雑感。

雑草と呼ばれるような植物が、
これだけ豊かに生い茂っていると、
もう、独自の価値を感じるのだ。
ここに一本の薔薇が加わったところで、
幾許の意味のあることか。
我ら、雑空を眺め雑風と雑地を行かん。
<『犬の考える脚』(未刊)より>
2008/07/13 19:18
postman

ようきゅう。

人間のおかあさんが、
「ソルベ アルフォンソマンゴー」
というアイスクリームを
食べていたので、犬も、
おやつを「ようきゅう」しました。
だれかがなにか食べているときに、
おやつ入れの前でおすわりすると、
ちょびっとおやつをもらえるのです。
「ようきゅう」は、ひかえめにする。
これが、コツです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/13 11:05
postman

「めちゃいけ」。

人間のおかあさんが、
「あ、そうそう」と言って、
テレビ番組を見はじめました。
なんとなく不愉快な白いやつが、
また登場していたので、
強く怒ってやりました。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/13 00:07
darling

だれだれ犬。

しゅんごくあっちー。
そういう日には、
散歩もボール投げも簡略化されます。
犬も、異存はありません。
それはそうと、おとうさん!
小指が‥‥たってますよ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/12 12:19
darling

新子の季節。

まだ小鰭(こはだ)もあるのですが、
新子(しんこ)も出はじめています。
また一年経ったんだなぁ、と、
しみじみしてしまいます。
あと何回、新子を食べるのかな。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/07/11 23:57
darling

ひじかけ。

いやいや、おやじのほうじゃなくて、
犬のほうのひじがテーマです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/11 11:15
postman

水が。

田んぼに沿って水路がありました。
なんでもない細い水の路なのですが、
流れている水が、透きとおってて
きれいなんですよね。
うれしくなっちゃいます。
2008/07/10 20:16
darling

素顔のままで。

ほんとはもう東京に戻ってるんです。
でも、もうちょっと
京都のメモリーを続けることにします。
これは、犬の「素顔」です。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/10 11:02
darling

クロネコがくる。

「クロネコさんがくるから、
ブイちゃんどいてください」と、
人間のおかあさんに言われました。
クロネコがくることになるのか‥‥?
なかよくやっていく自信がないです。
『ブイヨンの気持ち(未刊)』より
2008/07/09 12:33
darling

荷物。

人間のおかあさんが、
荷物をつくっている。
犬は、なんか予感がするので、
荷物に参加してみました。
『ブイヨンの気持ち(未刊)』より
2008/07/09 11:15
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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x
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