ほぼ日刊イトイ新聞

冬よ。

わたしは 冬をみている。
わたしは 北に待機している冬が
こっちにくるのを みはっている。
冬は 身を低くして
地をはうようにして やってくる。
去年も 一昨年も そうだった。
冬は サンタと手をとり
もちを連れて やってくるのだ。
つらら さといも 溜池山王
<ブイヨン青春詩集(未刊)より>
2007/11/05 11:28
postman

直射日光ってすごい。

これ、11月4日のお昼くらいの温度。
びっくりするでしょう。
直射日光って、すごいもんですねぇ
‥‥ってことはともかく。なんで?
屋上の日なたの温度を計ってるんだ?
なんか意味があるんだろうなぁ。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2007/11/04 22:51
darling

ばひゅーーんっ。

げんきですか〜ぁぁあああ
ハッハッハッハ〜
げんきです〜ぅうううう
ハッハッハッハ〜
にんげんも〜 犬も〜
げんきに走れば げんきになるよ〜
<『犬愛唱歌集(詳細不明)』より>
2007/11/04 12:10
postman

見張り床からずっと。

いないなと思ったら、ここにいます。
午前のさんぽが終わって、
ごはんを食べ終えたら、
犬はおもむろにおとうさんの床に。
ここで、悪い鬼などが来ないように
見張りをしているのです。
<『犬のつく嘘(未刊)』より>
2007/11/03 15:52
postman

がんもどき。

ひとつのものを、
つくられるのにかけた時間と
おなじくらいの時間を費やして、
ずっと眺めているということを
してみたら、
なにかが起こるような気がする。
今日は、雁擬(がんもどき)でも
見ましょうか。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2007/11/03 13:00
postman

隠された特技。

前回の答えです。
鏡に映して、たてに読んでね。
流麗に「いといしげさと」と
書いてあるのがわかるでしょう?
葛西薫さんの、隠された特技でした。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2007/11/03 00:55
darling

これ、なーんだ?

先日、葛西薫さんに会ったとき、
彼が話しながら書いたメモです。
まんなかの濃いめのうにょうにょ、
なにが書いてあるかわかりますか?
わかったらエライ!
<『新・東京物語』(未刊)より>
2007/11/02 13:26
postman

ひとり歩きは‥‥。

おとうさんがいっしょだから、
「いけません」と怒られません。
おとうさんがいっしょで、
ほんとによかったです。
ありがとうっ!おとうさんっ!
<『ブイ父夢想(未刊)』より>
2007/11/01 23:19
postman

どれどれ、なにかひとつ。

「このところドタバタしていたので、
 写真を撮ることが少なくなってます。
 こういうときには、
 写真の冷蔵庫を探してですね、
 解凍してここにならべるんです」
と、おとうさんが言ってますよー。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/11/01 12:57
darling

どういう顔?

どういう顔をしているのか、
よくつかめない猫がいます。
「顔みたいな柄」と、顔が、
ごっちゃになってるんだと思います。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/11/01 02:13
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2