ほぼ日刊イトイ新聞

骨董通り。

ハニワとおとうさん。
犬は、この下ほうの、
写真に写ってないところにいます。
寒くなりましたね、毎日。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/10/16 00:13

あの階段、再び。

この名前、好きだなぁ。
『いもり川階段』だって。
階段って、名前なんかあったっけ?
いもり川って、いもりがいたのかな。
だいいち、川も見当たらないんだよ。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2007/10/15 11:40

なかまたち。

みんな、なかよくしてやってねー。
「はーい」「はーい」「はーいっ」
「灯籠さんは、
 どうしてそんなに老けてるの?」
そういうこと言うんじゃありません!
「あ、ブイヨンが来た」「来たね」
‥‥って、しゃべってるんだよ。
<『犬のつく嘘(未刊)』より>
2007/10/15 00:55

鳥たちよ。

泳ぐ鳥、飛ぶ鳥、
走る鳥、食べる鳥、鳴く鳥、
焼く鳥、揚げる鳥、蒸す鳥、
産む鳥、渡る鳥、あほうな鳥。 
いろいろの鳥が いるけれど
それはそれで いいんじゃないか。
<『犬の考える脚』(未刊)より>
2007/10/14 13:18

秋の夕暮れ。

ねぇねぇ。
「まだ早いんだよ、
 日が落ちるのが早くなったんだ」
暗くなっちゃうよ。
「暗くなったって、いいじゃないか」
でも、もう行こうよ、土曜日だし。
暗くなると鬼が出るよ。
鬼は犬を食べちゃうんだよー。
<『犬のつく嘘(未刊)』より>
2007/10/13 20:38

自宅謹慎。

るすばんしてる時に、
新しい玄関マットをひっかいて、
毛のふわふわボールを作っていた。
それがおとうさんに発見されて、
「これはなに?」と尋ねられたので、
怒られる予感がして、小屋に逃げた。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/10/13 12:05

豚よ。

とうとう行ったぜ、「やまいち」〜。
勝漫で揚げてた人が、近所に出した店。
思い立ったが吉日と、夫婦で走ったね。
皿はロースかつ定食とかきフライ2個。
いやぁいやいや、うんまかったす〜。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2007/10/12 21:00

おばかな

おとうさんが、楽屋のこの人に、
「いいパンツですね」と言ったら、
わざわざ出てきて、
見せてくれたのだそうです。
おばかな人間って、いるもんですよね。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/10/12 00:15

一体化舟漕唄

犬はボールと いったいかぁ〜
ボールも犬と〜 いったいか〜
ねても おきてもぉ(おきてもねても)
はなれやせん (はぁ はなりゃせんっ)
いったいかったら いったいか〜
おやじの まくらも いったいか〜
<『犬民謡拾遺集(未刊)』より>
2007/10/11 10:21

おかえりなさ〜い。

おかえりなさーい。
ごはんにする?
おふろにする?
さんぽにする〜?
夜中のさんぽも、いいんじゃない?
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/10/10 22:30

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2