
| 店長になると展示会に行って、 自分の「お店」に置く商品を 仕入れるじゃないですか。 そこに遊ぶ人の好みが見事に出ますよね。 |
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| 出る、出る。 実生活で着ない服は、ゲームの中でも どういうふうに合わせていいのか わからないんですよね。 だから、好きな服をじゃかじゃか買ってました(笑)。 |
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| やっぱり、追求していくと「自分」になりますよ。 「これが好き」っていうのは、 はっきり出てきますね。 |
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| 出てきますよね。 | |
| 今回から、「プロフカード」といって、 すれちがい通信でプロフィールを 交換できるようになったんですけど、 そのプロフカードの写真に、 遊び手の個性が現れるんですよ。 小学生の子は、やっぱり かわいらしいコーディネートになっているし、 凝ったコーディネートをしている人は、 20代後半だな、とか 年齢の欄を見なくてもわかる(笑)。 ちゃんとその人なりのコーディネートに なっていきますね。 |
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| それでいうと、 「ザ・フェミニン」! お嬢さまな感じ。 |
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| あ、そう? | |
| いわゆる、コンサバ系だよね。 いっつもトレンチコート着てるし。 髪の毛はロングで。 好きな女性のタイプがよくわかる。 |
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| 開発の段階でも、男性に遊んでもらうと、 その人の好みがわかりましたね。 あの人は、網タイツが好きだ、とか(笑)。 |
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| いや、これ、ほんと、 男の人がやると趣味がばれます(笑)。 ぼくは、ほんとうに 緑のトレンチコートばっかり着せてました。 あと、ミニスカートは絶対にダメ。 |
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![]() ▲左側の緑のトレンチコートを来ているのが、「まさみ」。 |
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| そこは女子と真逆。 ゲームのなかの人たちって みーんなスタイルがいいから、 わたしは、自分のキャラクターにもお客さまにも ミニスカートばっかりはかせてました。 |
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| わたしもです。 足が細長くてきれいだから、 ミニスカートをはかせたくなる。 |
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| まさみは箱入り娘なんですから、 ミニスカートははかせません! |
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| お父さんのようだ‥‥。 | |
| まさみ、かわいそう。 | |
| お父さん、頭かたい。 | |
| 愛情ですよ、愛情! | |
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| 愛情をもっていただいて、 うれしいかぎりです(笑)。 |
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| 本人とキャラクターが似るという意味でいうと 本人とは似ても似つかない、 ガングロギャル。 |
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| はい(笑)。 わたしの「さやや」はガングロギャルです。 |
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![]() ▲おおたかのキャラクター「さやや」。 |
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| いっつもおへそ出してて、 「季節がら、寒そうだよ」って言っても 「大丈夫、大丈夫」みたいなこと言うんです。 いや、さややは寒いから、絶対! |
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| わたしは、自分の分身というよりは、 ガングロギャルという 自分と逆のキャラクターをたのしんでいて、 自分じゃ絶対にできない格好をさせていました。 極端な話、わたしじゃないから、 寒そうな格好もできちゃう(笑)。 冬が近づいてきたので、 さすがにもうお腹を出す格好はやめましたけど。 |
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こういうゲームでは、 男性よりも、女性のほうが 大胆なコーディネートができるのかもしれませんね。 |
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| はい、ぼくにはへそ出しもできません‥‥。 | |
| 大胆といえば、 男と腕組んでデートしてるんですよ。 |
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![]() ▲シブヤの「プロフカード」。 |
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| な、なんやて‥‥。 | |
| 男だなんて、違いますよー! お店の常連さんから 写真撮ろうって誘われただけです。 |
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| いや、写真を見る限りでは、 すごいイチャイチャしてた! |
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| 腕組んで、見つめ合ってたもんね。 どうしても 「 |
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| 店にくる男はみんな、 まさみのこと狙ってるんじゃないかと 心配になってきた‥‥。 |
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| ますますお父さんのようだ。 | |
| お父さん、頭かたい。 | |
| あと、考え古い。 | |
| いいんです! あの、こういうデートみたいなイベントって どのお客さまとでも起こるわけじゃないですよね? |
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| そうですね。 お客さまとのやり取りによって、 起こるイベントは変わりますよ。 男性のお客さまが コーディネートに満足しなかった場合は、 そういうデートのようなイベントも起こらないんです。 それに、店内の内装など、 プレイヤーの方が何を選んでいるかによって、 いらっしゃるお客さま自体が違いますし。 |
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| そうなんだ! これから男性客がきたときには、 なるべく慎重に接客しなきゃ(笑)。 |
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| 1回だけじゃなく、 何度も何度も接客しているうちに、 お客さまから誘われるかもしれませんよ。 |
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| そうなんですね。がんばらなきゃ。 | |
| でも、 お客さまとの交流よりお金でしょ? |
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| なにそれ。 | |
| (服部さん、辻井さんに向かって) お金の亡者なんですよ、 |
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| お金の亡者(笑)。 | |
| 亡者って! 違うんですよ、あの、コーディネートするときに、 いくらぐらいでコーディネートしてねって、 予算が表示されるじゃないですか。 わたしはコーディネートするとき、 いつもその予算ギリギリのラインまで アイテムをつけ足すようにしてるんですよ。 |
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| ちょっと予算をオーバーしても、 コーディネートをすごく気に入ってくれれば 買ってくれますからね。 |
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| そうそう。 | |
| でも、 絶対つかわせようとするんですよ。 あるとき、ぼくのプレイを この人は予算が10万もあるんだから、 もっと着せなよって言うんですよ! ぼくはお客さまがよろこんでくれたら 予算なんて関係ないんです。 その人が10万円持ってても、 2万円分の服を売るんです。 |
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| よろこばせつつ、 予算ギリギリまで買わせるのがプロですよ。 |
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| (笑) いやでも、現実にはそうですよね。 |
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| さすが、弊社の経理(笑)。 自分のたのしみ方でいうと、 わたしは展示会にいって 服を仕入れるのがすっごくたのしかったです。 いつもお店のお金が100円くらいになるまで、 買い物しちゃってました。 |
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| わたしは、やっぱりコンテストがたのしかったですね。 | |
| やっぱり、コーディネートだけじゃなくて、 プレイスタイルにも個性って現れますよね。 お客さまのコーディネートを重視するのは スタイリストっぽいし、 バイヤータイプかな。 みなさん、いい感じに個性が出てますね。 |
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| はい、個性出まくりです(笑)。 | |