六日の菖蒲、十日の菊‥‥なんて言いますが、
今更、バレンタインのことを書いても
しょーがないと言ったら、しょーがないですよね。全く。
ただ、あまりに可愛いバレンタインチョコを
いただいたので載せずにはおけず‥‥
無茶を承知で12ヵ月後、来年の2/14に
向けて読んでいただけると幸いです。
(と書きながら、やっぱり無茶ですね。ゴメンナサイ)
松屋銀座に勤める友達から、ブタチョコをもらいました。
去年の春にも
「ブタフィギュアのチョコがあった!」
と書かせていただいてたようなのですが、
その友達によると松屋さんでは
毎年恒例でブタチョコを扱ってるらしいです‥‥。
ブタは幸運を運ぶんだとか。
ヨーロッパ、特にドイツでは豊かな食生活を
もたらすということから、ブタは──────
“幸福のシンボル☆”なんだそうです。
すごいぞ、ブタ。
ということは、毎年、違うブタチョコが並ぶ
ってコトですね。
すごいな、それも。
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2/14直後という、一年中で最も
バレンタインに関心ない時期に書いてしまっているので、
今年、知ったことを並べときますね。
鶴屋吉信さんからは、切ると赤地にピンクのハートが
真ん中にある羊羹の竿(金太郎飴の羊羹
ハートバージョンですね)が出たとか。
小田原の蒲鉾店、鈴廣さんからはハート型の
串に刺さった蒲鉾が。
“心焦がして”という名前だそうです。
確かに表面、焦げてますよね、蒲鉾は。
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こうなってくると、他に、
どんなハートがあったら楽しいでしょう?
クレープ‥‥は、丸めるから難しいですね。
中の苺とかピーチをハート型にしても、
気付かれないですよね。
パンケーキ、どら焼き、ワッフル、今川焼き?
のハートは、ありそうな気も。
煎餅はありますね、確実に。
パンはありますよね、きっと。
でも、シーザーサラダの中のクルトンが
小さいハートだったら可愛いかな。
年に一度くらいは。
意外なとこで、干し芋はどうですか?
ハートにくり抜くの簡単そうじゃないですか?
でも、ハートじゃなくても干し芋好きは年中、
食べてるだろうし、それ以前にハート型にすると
切れ端がもったいないですよね。
安く売ったらいいか。
いっそのこと惣菜では、どうでしょう。
おでん中の、はんぺん?
すぐに茶色くなりますよね‥‥
じゃ、大根‥‥も茶色いか。
玉子焼きのハート型とか、
カレーのじゃがいもとか人参とか。
そういえば、デパ地下の惣菜コーナーに
ハート型の容器に入った
“じゃがいもの甘辛煮”がありました。
(じゃがいもがハート型なわけじゃなかったですけど。)
新じゃがは確かにおいしいです。
が、甘辛煮とバレンタインか‥‥。
ほうれん草の胡麻あえバレンタインとか
ネギぬたバレンタインも、ありでしょうか‥‥♪
よく分からなくなったから、
最終的に、お風呂の石鹸をハートにしてみるとか。
何だか解らないけれども、来年も(こそ…?)
良いバレンタインを。
わたなべ まり
追伸:チョコレートのつながりで、独り言を。
外国のチョコレート屋さんって、いいですよね。
日本のが、とかいう比較じゃなく。
ヨーロッパの古い町並みの中の
小さな店構えのチョコレート屋さんに、
石畳の道をゆっくり散歩しつつ立ち寄って、
毎日ひとつずつ違う種類を試しながら歩く、
なんて出来たら‥‥楽しいでしょうね。
老後の夢ですな。 |