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お久しぶりです。
あらっ‥‥と思ってたら、時間が経ってしまいました。
ごめんなさい。
ご当地ビールって、ありますよね?
流行ったのは数年前のような気もしますけれど♪
どの地でもあるんだな〜くらい、
タケノコ並みに出ていた気もしますけれど?
酒量は多い方ではないので、
寝る前にちょろっとくらいです。
‥‥が、“菓子に酒”という組み合わせが
本当は最も好きです。
コーヒー、紅茶、ミルクたっぷりのカフェオレや
煎茶も欠かせませんけれど。
『北鎌倉の恵み』という地ビールを近所のスーパーで買い、
久々にグッと飲んでみたら美味しかったのです。
ハーフ&ハーフのような焦がした麦色で、苦めです。
苦いのは押し並べて苦手なのですが、
どことなく何となく良い風味でした。
‥‥なんて分かってないかもしれませんけれど、
麦酒の味とか。
祖母が以前、鎌倉に住んでいて、
祖父も眠っている場所なので
何がしかの思い入れがあるのかもしれません。
その時、お茶受け(じゃない、酒受け)に食べていたのが、
ここで前から書こうと思っていた
『白馬屋(しらまや)』の煎餅でした。
またしても、ものすごい地域色の強い品なのですが、
父親が若い頃から好きだった煎餅で、かなり身近だけれど、
裏切らずにおいしいので知っていただければな〜、
と思う茶受けです。
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和菓子屋でも駄菓子屋でもなく、
煎餅屋ってありますよね?
お煎餅だけ売っていて、
店の奥あたりで焼いていて、
金物の蓋の着いた金魚鉢くらいの
大きさの丸いガラスびんに
お煎餅が詰まってるのを幾つも店先に並べてる店。
専門店という意味では
煎餅屋さんくらい潔い専門店は無い気がして、
とても好きなのです。
『白馬屋』さんも間口の小さな、
住宅街にあるお煎餅屋です。
醤油煎餅と胡麻煎餅、甘いお煎餅の三種類で、
素朴だけれど丁寧な味です。
丁寧じゃないと、素朴な味は出せないかな‥‥
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甘いもの好きの私には正直、
醤油煎餅はやや辛いほど醤油の味がちゃんとします。
胡麻も、手加減してない感じに辛めです。
うっすら白い砂糖を絡めてあるのが
甘いお煎餅なのですが、
煎餅が甘いのを「‥‥?」という向きも
いらっしゃいますよね。なんの、おいしいです。
私はもっぱら、こればかり食べてしまいます。
この三種類のお煎餅が、
何十年と食べ継がれ愛されていることを
単純に凄い‥‥と、
いいものはいいんだな‥‥と思う
梅雨入り間近のこの頃です。
良い梅雨入りを──(とは言わないですよね)
梅雨入り、お大事に──(かな〜♪)
わたなべ まり |
2006-06-16-FRI |
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