不正解、食べられません!
ヘビキノコモドキ毒

あけましておめでとうございます。

2025年、巳年でございます。
今年の3月になれば、なんと連載14年に突入する、
「きのこの話」は、本日、1月3日が仕事始め。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

さてさて。
まあ、極めて個人的なことではありますが、
何を隠そう、今年2025年は、年男なんです。
何歳になるのかはあえて秘密ですが……(笑)。

で、まあ、それとは関係なしに、
ここ何年かの「きのこの話」の、
新年1発目にご紹介しているきのこは、
その年の干支にちなんだものなんです。
(きのこで十二支が揃うんです!)

今年は、巳年なので、
ヘビキノコモドキにご登場いただきました!

ヘビキノコモドキは、夏から秋にかけて、
シイ、カシ、コナラなどの広葉樹林に発生します。

傘は、径4〜13cm、
卵形〜まんじゅう形から平らに開きます。
表面は多少繊維状で帯灰褐色〜暗灰褐色。
最初は黒褐色粉質の小イボが密集連続していますが、
傘が開くにつれて、ひび割れ、散在します。
肉は白色です。

ヒダは白色で密、縁部は粉状。

柄は、長さ5〜15cm、
灰色〜灰褐色で繊維状細鱗片に覆われ、
ツバより上はだんだら模様です。
ツバは膜質で灰白色、縁は黒褐色の粉状。
太くなっている基部に粉質膜質のツボが環状に残ります。

毒。

誤食すると、嘔吐や、肝機能障害などの
中毒症状が出るとか。

このきのこを見て、ピン、と来る方が、
いらっしゃるかもしれませんが、素晴らしい!
そう、ヘビキノコモドキは、
あの、毒きのこがたくさん属している、
テングタケの仲間ですね。

知らないきのこは絶対に食べない!
鉄則です。

さてと、今年の目標はどうしようか、
まだ何も決めておりません。

そして、新年一発目の撮影は、いずこへ?
極寒の阿寒に行くか?はたまた大雪の八甲田か?
いずれにしても、いい写真が撮りたいです、はい!

このコンテンツでは、
				きのこの食毒に触れてますが、
				実際に食べられるかどうかを判断する場合には、
				必ず専門家にご相談ください。