（藁人）

勢いあふれるイラストに、
「お、おにいさん、指！　指が入ってる！」
と思わず定番のツッコミをいれたくなりつつ、
はじまっております「カルタ・ド・ニッポン」。

先に再募集した「つ」「に」「ゆ」の取り札には、
たくさんの投稿をありがとうございました！
表現するのが難しいからこそ、
最後まで決まらなかったこの３枚に、
予想を超える作品が集まりました。

今回から３回にわけて、
「つゆだくで。」
「二丁目あたりは　ゲイタウン」
「由美かおる　そして　しずかちゃん」
の取り札を、それぞれ掲載してまいります。

この３回で紹介していく作品は、
「第一次審査」のようなものとお考えください。
後日、糸井会長による選定会を行い、
ここから決定札を選ばせていただきます。

さあ、まいりましょう！
「つ」は、今回募集した３枚の中で、
もっとも投稿数の多かった取り札です。

	（白菜）

淡々とした表情で大量のつゆをかける、
女性店員さんの表情が印象的です。
それとは対照的に、理性を失いかけているお客さんの表情。
そのコントラストもたのしいです。

	（さーこ）

牛、みずからが「つゆだく」を。
素直なアイデアが、かわいらしい作品です。
でも、牛は何を思っているんだろう‥‥。

	（白菜）

牛が「つゆだく」の丼に入浴！
この居直り感、すばらしいです。
頭に紅ショウガをのせている、という小技もナイス。

	（no1109）

こちらは「牛」一文字で勝負。
背景に波打つオレンジ色で「つゆだく」を表現。
牛丼やさんのポスターになりそう。
「つゆだくフェア開催中！」とかね。

	（くまどり）

あー、かけすぎ、かけすぎ。

	（ハイタオ）

いいですねえ、「つゆだく」を、
おたまの方で表現するとは。

	（岩崎　アヤノ）

なるほど、「つゆだく」のリクエストは、
牛丼屋さんだけでとは限りませんよね。
「おかあさん、つゆだくでね！」
家庭でも一般的な言葉になっているのかもしれません。

	（ひろ）

ストレートで、かわいらしい作品です。
女の子が、そのひとことを言う、
うれしさが伝わってきました。

	（ケニー）

ああー、この男の子もうれしそう！
こんなにキラキラしちゃって。
Ｔシャツまで、やる気満々のデザインで。
たらふく、お召し上がりください。

	（しっぽ）

「大人になってお給料をもらったら、
　ひとりで牛丼屋さんに行って、
　つゆだくで！っていうんだ‥‥」
という、少年のちいさな将来のおたのしみ。
そのときがきたら、タマゴもつけちゃおう！

	（ＤＡＮ）

と思ったら、こっちの男の子は
あっさり「つゆだく」を手に入れてますね。
お父さんに頼んでもらったのでしょうか。
上目遣いがキュートです。

	（文山堂）

なるほどお、考えましたねえ。
「日本のガイドブック」に、
「つゆだくの頼み方」が書いてある、と。
外から見たニッポンという視点、おもしろいです。

	（ミヤ）

いや、それは口の中がヤケドしますから。
でもたのしいデフォルメですね。

というわけで、
「つ」の取り札は、こんなところで。

次回は「に」に寄せられた取り札を掲載いたします。
引き続き、お楽しみにー！

決定した44枚の「読み札」はこちら↓

※きわめてニッポン的な音がしますのでお楽しみに＆ご注意を

ぜんぶの読み札をサクッと見渡せる
テキスト版はこちらでどうぞ。