

緯度の高いロンドンのほうが
北海道よりも温暖なのは、
暖流の影響なのだそうですよ?
でも、やっぱりなんだかふしぎですね。
と、そんな豆知識からはじめてみました
「カルタ・ド・ニッポン」。
こんかいも「北海道」というお題に、
たーくさんの読み札が寄せられました。
まずは、「おかぶり札」の発表から。
‥‥唐突に新しい用語を使っているわけですが、
「おかぶり札」とは、
同じところに目をつけて投稿された読み札のことです。
たとえば「富士山」がお題のときには、
“銭湯の富士の絵”に着目した作品が多数届きました。
もちろん、かぶったものはダメということではありません。
同じところに目をつけても、読み方は百人百様。
「おかぶり札」でも、キラリと光るたのしい作品は
積極的に紹介してゆきますので、
どうぞ「おかぶり」を気にせず投稿くださいね。
・ついつい言っちゃう でっかいどー
・じゃがバタ ラーメン ウニ イクラ
・100キロ走って 信号ふたつ
・ゴキブリのいない 夢の国
こんかいはこの4種↑あたりが
「おかぶり札」の代表でした。

というような、
「霧の摩周湖」の読み札も多数でしたが、
「ほぼ日本カルタ委員会(仮)」が
気になったのは、こんな方言作品でした。

北海道ではごみは「捨てる」のではなく
「投げる」のだそうです。
そしてなんと、手袋は「はく」!
ズボンじゃないのに「はく」!
方言って、まさしく、
ふしぎで愛おしいニッポン。
今後も大きなジャンルになりそう?

ほんとにあるみたいです「だべっさー」。
なんてすばらしいネーミング!

おお、RPG風‥‥。
ホタルは10pの経験値を得た!

ああ、雪虫が飛ぶと長い冬がくるんですね。
走りましょう、こころゆくまで。
でも安全第一ですよ。

北風は冷たいけれど、がんばる女子高生‥‥。
かわいくて愛おしい日常が浮かび上がります。
これ、北海道に限らないかもしれませんね。
キープしました。
北海道の、あの独特な形を読んだ作品も。
・北海道 その形は ぱんぱん胃袋
・ニッポンの 頭やってます
・テーブルに こぼした水が ほっかいどう
そして、やっぱりきました、
言いたいだけ、言いたいだけ! の読み札が。


クラーク博士は少年に貝を持たせて何をしたいのか?!
「舞子Haaaan!!!」とジンギスカンは、
最後の1文字「ン」しかいっしょじゃないですよ?!
‥‥おもしろいなあ、もう。
「フリー部門」にも、
こんなおもしろ読み札が届いていますよ。
・タコは8本 イカは10本 食べるニッポン
・ふんどしを はいてみたいが 恥ずかしい
・通販モデルは なぜか外国人
どれも、なかなか。
でも、この3つには“ふしぎで愛おしい”味わいも
ちゃんとふくまれていましたね。ホッとしました。



「お」の読み札を並べてみたら、
こんなにほのぼのムードになりました。
「お」は丁寧語につける文字だからでしょうか。
ニッポンがテーマのカルタなので、
四季を詠んだ作品も多数届いております。
ちょっと季節はずれですけれど、
こんかいは寒い地域がテーマでしたし、
冬の読み札を並べてみますね。



むずかしい!
こたつを出るのは、ほんとうにむずかしい!
キープです、これも。
さて、
それでは次回の「お題」を。
「東北」。
みちのくの、
「ふしぎと愛おしい日本」を募集します。
東北地方に行ったことない人も、もちろんどうぞ!
東北にお住まいのかたは、ここぞとばかりに!
下の投稿のルール(仮)を
さらっと読んでいただいたら、
お気軽にご投稿いただけるとうれしいです。
(すこしずつ改定していきます)
引き続き、どしどし送ってくださいね!
みんなでカルタをつくりましょー。
募集するのは「読み札」
カルタは「読み札」と「取り札」に
わかれているわけですが、
当面は「読み札」のほうを募集したいと思います。
七五調や七七調の札がカルタっぽいみたいですよ。
「ふしぎと愛おしい日本」がテーマ
なにを書いてもよい自由な投稿です。
でも「ふしぎと愛おしい日本」というテーマからは
どうぞ、はなれないようにしてくださいね。
どの文字で投稿するかは自由
「いろはにほへと‥‥」の文字のなかの、
どれを選ぶかは今のところ自由です。
部門について
大きくわけて、「お題をテーマにした部門」と、
それ以外の「フリー部門」の投稿を受け付けます。
過去の「お題」を投稿するのもOK。
その場合は「フリー部門」への投稿になります。
ひとつのメールにひとつの「読み札」
いっかいの投稿で送る「読み札」は、
一作品だけにしてください。
ひとつひとつ、集中して吟味したいので。
たくさん思いついた場合は、
何回もメールを送っていただければ大丈夫です。
詠み人しらずの投稿です
『万葉集』のように、というと大げさですが、
“詠み人しらず”の作品を集めたカルタを目指します。
“無名の知”のパワーに期待するカルタを。
なので、投稿者のハンドルネームは発表いたしません。