| お茶くん、LINEが流行ってるそうじゃの。 |
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| いまさらなに言ってんですか。 |
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| まあワシは小学校の頃からやっておったがの。 |
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| そんな昔にあるはずないでしょ。 |
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| 校庭に白線を引く例のヤツじゃろ? |
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| 違います。 |
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| じゃあLINEを指でたどってアタリとかハズレとか。 |
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| それただのあみだくじ。 |
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| じゃあ一本のLINEで絵や図形を‥‥ |
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| 一筆書きです。 |
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| じゃあLINEってなんなんじゃ! |
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| ほら、足下を見て下さい。 |
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| あ! アリのLINE(行列)が! |
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| いまさら流行に飛びつかなくても、 自然はLINEに満ちているのです。 |
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| みんなも身のまわりのLINEを探してみてね! |
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| それでは今週の一枚目、 H・N Shimorineさんのこの作品です。 |
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| わっ! なんというお茶の水感! |
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| イヤーマフラーをつけた 八ヶ月の赤ちゃんだそうです。 ホントお茶の水博士みたいですね。 |
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| しかし研究のし過ぎではないか? 目が若干飛んでおるぞい。 |
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| 凡人には理解できない境地ですね。 |
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| 実はこの赤ちゃん、 もともと博士だったんじゃないか? |
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| なにか若返りの薬を発明し、 自ら実験台になった博士って感じですね。 |
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| ふむ。 そして飲む量を間違えてこの姿に。 |
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| 発見した助手が「は、博士っ!?」 |
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| でも当の博士は「キョトーーーン」 |
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| 「‥‥博士(苦笑)」 |
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| また育て直すしかないな。 |
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| みなさん、くれぐれも薬の量には気をつけてください。 それでは次、H・N ロロルクさまの作品です。 |
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| お茶くん! これはいったいいつの写真じゃ?! |
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| お便りによりますと十年ほど前のお写真らしいです。 |
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| ‥‥とても平成のこどもとは思えん。 |
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| たしかにそこはかとない戦後感がただよってますね。 |
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| もしくは高度成長前夜。 |
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| ようやく日本人にも笑顔が戻ってきた時期ですね。 |
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| 抱えている子犬は? |
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| ラブラドールの子犬だそうです。 |
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| ‥‥ラブラドールに見えん。 |
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| 写真全体にこの子犬をラブラドールに見せない 「なにか」がありますね。 |
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| やはりこどもの戦後感が‥‥ |
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| なに言ってんですか。 心が洗われるような笑顔じゃないですか。 |
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| ふむ、彼の笑顔には 日本人の郷愁を誘う魅力があるぞい。 |
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| この笑顔を守るためにも、 私たちは全力で日本再建に 取り組まなくてはいけません。 それでは次、H・N ミョミョコさんの作品です。 |
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| ほう、器用にウチワを渡っておるな。 |
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| ええ、器用にウチワを渡ってますね。 |
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| 器用にウチワを渡る必然性はまったくないがな。 |
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| それでも渡ってしまうのがこどもの習性です。 |
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| どうじゃ、この自信に満ちた表情は。 |
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| ウチワを渡ることに対して一切迷いがありません。 |
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| 逆にみんなが ウチワを渡ろうとしないことが理解できない。 |
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| 私? 渡るよ。 理由? てか理由を求める理由が分からない。 そう、私はいつだってシンプル、 渡れるから渡る。ただそれだけ。 |
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| ん? いいよマネして。 ウチワを渡る権利は誰にでもある。 私はその権利にほんの少し早く気づいただけ。 いいよお礼なんて。 それよりエンジョイしよ。 一緒にウチワ渡り、エンジョイしよ。 |
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| いままでウチワを渡ることに 気づけなかった自分が恥ずかしいです。 |
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| ふむ、今週は味わい深いこどもたちが集まったの。 味写道では随時 みなさんからのお宝写真を募集しとるぞい! 採用者にはお茶くんの分身をプレゼントじゃ。 よろしくな。 |
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| それではみなさまの日曜に幸アレ!(茶柱) | |
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| 2013-08-25-SUN |








