ハハ・スガノからの指令
SKIPでお世話になっている
永田農法の永田先生。
水と肥料を極限までおさえると、作物は
自分の力で大きく、あまくなる。
もしかしたら、子育ても同じことかもしれない。
偉大なあの先生が、事務所内を横切ることがあれば、
その恩恵を受けるべく、
息子よ、その手にとにかく触ってこい。 |
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スガノ |
あ、永田先生がいらした。
壱、あいさつしなさい。 |
というわけで、抱っこしてもらいました。 |
ジャジャーン。 |
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イエーイ。 |
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SKIPの野菜は、
空気中の水分を蓄えようとして、
茎や実の産毛がピーンとはっている。
根もびっしり横に張っている。
肥料をおさえるから、実のなかにアクがたまらない。
壱も永田のトマトのように、強くたくましく、
自分の力でおいしくなってほしいです。 |
ハハ・スガノの結論
枯れないように、
ただ、よーく見ること。
親はこれだけを
いっしょうけんめいやると
いいのだ。 |
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