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本読む馬鹿が、私は好きよ。 その11:中島らもを読む人 |
ガダラの豚!!! ほぼにちわ。 「山田詠美を推す」たくさんの投稿 ありがとうございました! 前回を持ちまして終了ということで、 今回からは、「中島らもを推す」であります。 ワタクシ、いまもそれなりに、 ヒューマン・ダストではありますが、 学生のころはかなり、だったので、 中島らもさんの本には、 結構助けていただいたりしておりました。 懐かしくも、ウレシク紹介していきましょう。 まずは、『ガダラの豚』でございます。 文庫本3冊という大作ではありますが、 これをまず最初にオススメされましょう! 買って損はないですぞ!! ↑ (手前があつくるしく熱くなってどうするんだ。)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ![]() 『ガダラの豚』しかないでしょう! 「買うてくれたお客さん、 めいっぱい楽しましたろ」 そんなサービス精神に溢れた 長編エンターテインメントです。 3部構成と、かなりの長丁場ですが、 読み始めたら最後まで 一気に読んでしまうこと間違いなしの面白さ。 「呪い」という超常現象をめぐって、 東京とアフリカを舞台に展開する物語には、 らもさんの好きな『呪術』や『寄生虫』や『毒』という 人知を超えた現象を描くために、 膨大な資料が駆使されています。 エンターテインメントのためにリアリティがある、 という構図。 らもさんらしいなぁと感じるのは、 どのキャラクターも人間味にあふれている所です。 みんな、どこかで失敗していて、ちょっとダメだったり。 でも、守るべき人は命がけで守ろうとするあたりは感動的。 主人公・大生部教授の決めの名セリフも忘れられません。 「学者は、嘘はつかん。よく過ちをおかすだけだ」 ![]() いっぱいきてるでしょうが、 「ガダラの豚」でしょう! 最高です。めっちゃくちゃおもしろいです! 今読んでも新しいってすごいです。 (すぬ) ![]() 「ガダラの豚」! 外的にも内的にもスケールの大きいストーリーに 子供の頃に見た悪夢の全てがちりばめられてます。 どうしてこんなに鮮明なんだろう。 らもさんは今でも見るのかなぁ。 追っかけられて、引きずられて、 ラストのオチも爽快! ひそかに映画化を期待している作品です。 (らぶ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ どやっ!! 読んでみる気になりましたか?? ちょいと、この週末のために、 本屋さんにいって、購入してみてはいかがでしょう〜〜。 「中島らもを推す」メールまだまだ おまちしておりまっす!! よろしくおねがいしま〜〜す。 |
2002-06-27-THU
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