
石川県珠洲市で飲食業を営む4店舗が、
能登半島地震後に協力しあい、
昨年9月に営業をスタートした仮設店舗
「すずなり食堂」「すずキッチン」。
地域の方々と、復興を支える事業者の方々が集う、
かけがえのない場となっています。
そこで、珠洲を故郷のような場所として深く関わる
アーティストのひびのこづえさんに監修をお願いし、
昨年11月、読者の方々にもご協力いただき、
テープを編んで、つなげて、
お店の外観をカラフルにデコレーションしました。
今回はその第2弾として、いっそう楽しく彩るための
ワークショップを開催します。
すずなり食堂、すずキッチンのスタッフのみなさんと
お客さまの気持ちもぱっと明るくなるような飾りを
みんなで作って、能登を応援しませんか。

デコレーションをアップデートしていきます。
ひびのこづえさんといっしょに
紫外線に強く耐久性が高い平テープを、かぎ針で編んでいきます。
簡単に仕上げられるような編み図をご用意しますし、
そのとおりでなくても、自由に丸く編んでいただいてもok!
それぞれが思い思いに編んだパーツをつなげて、
カラフルで楽しいデコレーションを完成させていきます。
編み物の先生にもご同席いただきますので、
わからなくなったら、アドバイスをもらうこともできます。
ひとつのパーツはだいたい30分〜1時間ほどでできあがります。
珠洲へと運び、6月18、19日に(早く終わった場合は18日のみ)
店舗の外観を飾り付けします。
どなたでもご参加可能です。
当日11時からスタートしていますが、
お好きなタイミングで入退出いただけますし、
お昼を食べに途中抜けいただくことも自由です。
お待ちしております。
- すずなり食堂・すずキッチンとは
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珠洲で飲食業を営んできた、「古民家レストラン典座」「庄屋の館」「レストラン浜中」
「グリル瀬戸」が中心となり2024年9月6日に開業。すずなり食堂の料理長、和田丈太郎さんのインタビュー記事はこちらのページからどうぞ
- お知らせ
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・6月19日(木)〜22日(日)には、
ひびのさんが手がけるダンスパフォーマンス
「珠洲と踊ろう!」が開催されます。
上演のほか、いっしょに体を動かしたり、
手作りのワークショップに参加したりすることもできます。会場は、
6月19日〜21日 スズズカ(旧飯塚保育所)
(石川県珠洲市正院町飯塚は57)、6月22日 珠洲心の復興マルシェ内での開催
ラポルトすず(珠洲市多目的ホール)
市民ギャラリー(石川県珠洲市飯田町1丁目1−8) -
・ひびのこづえさんは、SUZUタオルの売上で、
珠洲でダンスパフォーマンスを企画するなど、
さまざまなかたちで応援を続けられています。
SUZUタオルは、本社1階にあるTOBICHIでも販売しています。 -
・ワークショップ開催日6/12には、
本社1階・TOBICHI東京でひびのこづえさんの展覧会を開催しています。
ワークショップご参加の前後に、ぜひお立ち寄りください。
(営業時間:11時〜19時)
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- ひびのこづえさん
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静岡県生まれ 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
コスチューム・アーティストとして
広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなど
その発表の場は、多岐にわたる。
毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞、
紀伊國屋演劇賞個人賞受賞ほか展覧会多数。1997 年作家名を内藤こづえより改める。
NHK E テレ「にほんごであそぼ」のセット衣装を担当中。
歌舞伎「野田版 研ぎ辰の討たれ」、「野田版桜の森の満開の下」、
現代劇の野田秀樹作・演出の「兎、波を走る」、「フェイクスピア」、
森山開次ダンス「サーカス」、「不思議の国のアリス」、
「星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙-」など衣装担当。奥能登国際芸術祭、大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭に参加。