
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体長=約36cm 座高=約27cm
素材=羊毛、ポリエステル(中綿)
押し笛/目=動眼 |
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ベレー帽をかぶった、ウマの男の子のあみぐるみです。
水色と白のボディは、
フィンランドの国旗と同じ配色。
白いシャツはタートルネックになっていて、
きちんとふたつに折り返されています。
「好青年」な印象です。
制作は1998年。
そのころタカモリさんは、
「干支のあみぐるみを毎月1体つくる」という企画を
とある雑誌で1年間続けていました。
やがてそれは『高森共子のいつでもあみぐるみ』という
一冊の本ににまとめられて出版されることに。
このあみぐるみは、その本の中で、
他11の干支の動物といっしょに掲載された作品になります。
ウマのあみぐるみ「パッパカ」は、
タカモリさんの作品では珍しく
キョロキョロ動く「動眼」で目が表現されています。
また、何体かのウマをつくっているタカモリさんですが、
そのほとんどは4本足で歩くデザイン。
このように2本足で歩く
人間っぽいスタイルのウマは他につくっていません。
その意味でも、珍しい作品の展示となりました。
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