YOSUI
ほぼ日のれん会加盟店を
募集いたします。

「ほぼ日」を読んでてよかったワールドの
実現を目ざして。

ROCKな加盟店潜入レポート

みなさんROCKしてますかぁ~!
ROCK魂西本です。

ある日、着実に歩みを進めるのれん会宛に
ぼくのROCK心をくすぐるこんな
メールが飛び込んできました。

●代表 水野シロー
●店名 MUSIC LIVE ラビアンローズ
●住所 港区六本木3-8-7-ヌーボービルB1
70年代音楽を中心のライブハウスで
僕自身もあの懐かしいOX
(まるばつではない!オックスと読む)の後期
そしてローズマリーというグループを経て
約10年前にこの店をオープンしました。
只開店が草木も寝に入る夜中の12時そして
閉店が田舎では一仕事終わる朝6時とかなり変則的で
当然来る人も色々なミュージシャン・
朝起きなくても良いメデイア関係・
仕事をしたくない人達のたまり場です。
毎日そういうゲストの人達とのセッションもあり
(ちなみに一曲丸ごとできる方はステージ大歓迎
今月の課題曲はスモークオンザウオーター・
ロングトレインラニングなどパートは何でもOKです)
音楽が好きでないと絶対に来れない店です。
通常料金は大体¥5.000/一人ぐらいです。
今は只のおじさんだけど昔はロンゲで音楽に
燃えまくってた人、これからプロをめざす少年少女達、
女房に逃げられ途方に暮れている人達
そんな色々な人達に暑い、
いや、熱いメッセージを音楽を通じて伝えるお店です!


熱いでしょう。
六本木といえばこの鼠穴(東麻布)のすぐ近く。
六本木に対して「ギャバクラの街」
という地方出身者にありがちな単一的な
情報しか持ち合わせて無かったぼくにとっては、
「こんな近くにROCKがあるなんて!」
早速、自己PR込みのお返事を出したのでした。

「当方、ドラム。今月の課題曲に興味があります」と。

そうするとすぐお返事がやってきまして

ちなみにラビアンローズは外タレ(死語)が
日本にくると打ち上げの打ち上げの打ち上げで結構
来てくれます。
ドラマーの常連はカーマインアピスを筆頭に
一番感激したのが何年か前に世界3大ロック
(ビートルズ、ストーンズ、フー)のフーの
べ-シスト、ジョンさんが来てサマータイムブルース
を一緒にやってくれたこと・・・
金曜、土曜日あたりが盛り上がっているので
是非!


とのこと。

行きましたよ。
更新作業に追われて修羅場と化した週末の編集部
をこっそり抜け出して六本木へ。
さすがに深夜の六本木のお店にしらふで
「どうも~!」
と入っていく度胸はぼくは持ち合わせて
いなかったので赤ワインを大量に摂取してから
ラビアンローズのあるヌ-ボ-ビルの地下に
降りていったのでした。

店に「えいやっ!」と入ってみると。
ばきばきのバンドを従えて、
ネクタイ姿のサラリーマンがボンジョビの
リビングオンザプレイヤーを熱唱しているでは
ないですか!
お店紹介に書いてあったことはホントなんだ。と
感心しながら
「水野さんはどちらに?」とお店の人に尋ねると
奥から若いころのホワイトスネイクのデビットカバーデール
みたいな人が「どうも!」とロックスターのように
現れたのでした。
挨拶もそこそこに水野さんがステージにあがり
至近距離ですばらしいマイクパフォーマンスとともに
フリーを熱唱しはじめました。

曲が終わって拍手をしていると。
「今日はゲストが来てもらってるぜ!」とMCが。
大盛り上がりの観衆。
「ハウンドドック鮫島!」
そうです、お店にハウンドドックのベースの鮫島さん
がこられていたのです。
ベースを肩にかけチューニングを始める鮫島さん。
これにはぼくも「おおお!」と歓声!
「次のゲストは」と水野さん。
「おお!素晴らしい。まだゲストがいるのか!」
と喜んでいると。
「ほぼ日刊イトイ新聞 西本!」
どっか~ん!
叩けないっすよ。そんなプロの前で。
おまけにベースとドラムは夫婦みたいな
もんじゃないですか。
と言い訳しているうちに赤ワインが効いてきたのか
腹をくくってセットに座ったぼく。
流れてきましたよ。あのギターリフが。
「ジャジャジャーン ジャジャジャジャーン」
(すんません。スモ-クオンザウォーターです。)
どうだったかって?
もう、何がなんだかわかんなかったっす。
ただ、すぐに水野さんからメールがきました。

ラビアンのしろうです。
この間は盛り上がってお互いベロベロ?
でもミュージシャンは一応酒と女におぼれないと・・・
我々仲間達100%ほぼ日のれん会を
応援並びに協力します~。
ちゃんと帰りみちは忘れないように。


どうもプレイよりもその後がひどかったみたい。

だめな担当者に懲りずに応募お待ちしております。

2000-07-05-WED

BACK
戻る