
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ほぼにちは。西本です。
『写真がもっと好きになる。』でおなじみ
写真家・菅原一剛さんと青山ブックセンターと「ほぼ日」で
これまでありそうでなかった(かもしれない)
ワークショップを企画いたしました。
どんなワークショップかというと
「菅原一剛さんをガイド役として
日本有数の写真集の在庫数をほこる
青山ブックセンターの写真集売り場に並んでいる
古今東西の素晴らしい写真集のシュリンクを
びりびりとやぶいて、菅原さんの生解説つきで
その素晴らしい写真集をみんなで鑑賞する」
というようなワークショップです。
まず、会場はここです。
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青山ブックセンターの写真集売り場!
入退場も自由!
座席指定もないので参加費は無料です。
そして、よくありがちな、
「菅原一剛さんの本を買わないと
整理券をもらえない」
ということもありません。
たくさんの写真集が並ぶ
この売り場を最大限に活用して
古今東西の写真集を楽しむ
「菅原一剛の写真ワークショップ
『写真がもっと好きになる。』写真を観る編。」を行います。
ことの発端はこの本です。
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「ほぼ日」での連載をベースに
2008年に出版され、今もロングセラーを続け、
今や書店の写真コーナーには「ほぼ必ず」置かれている
菅原一剛さんの『写真がもっと好きになる。』。
その続刊『写真がもっと好きになる。 写真を観る編。』が
この春に出版されました。
「写真の観方がわかると、写真がもっと好きになる。」
というコンセプトで編まれた
この本に登場する写真、写真家は、
いわゆる「名作」「巨匠」と呼ばれるもの。
でも、それらの写真集って
店頭ではこの写真のように
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きっちりとシュリンクがかけられ
なかなか手にとることができないですよね。
でも、この日は大丈夫です。
青山ブックセンター本店写真集売り場の
内田さんと佐々木さんの2人が
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(右が内田さんで左が佐々木さんです。)
菅原一剛さんの助手として売り場を走り回って
菅原さんが紹介したい写真集を見つけては
どんどんシュリンクを開封してくれます。
そこでワークショップに先駆けて
青山ブックセンター本店の品揃えを確かめるために
菅原一剛さんと写真集売り場を案内していただきました。
『写真がもっと好きになる。』でおなじみ
写真家・菅原一剛さんと青山ブックセンターと「ほぼ日」で
これまでありそうでなかった(かもしれない)
ワークショップを企画いたしました。
どんなワークショップかというと
「菅原一剛さんをガイド役として
日本有数の写真集の在庫数をほこる
青山ブックセンターの写真集売り場に並んでいる
古今東西の素晴らしい写真集のシュリンクを
びりびりとやぶいて、菅原さんの生解説つきで
その素晴らしい写真集をみんなで鑑賞する」
というようなワークショップです。
まず、会場はここです。

青山ブックセンターの写真集売り場!
入退場も自由!
座席指定もないので参加費は無料です。
そして、よくありがちな、
「菅原一剛さんの本を買わないと
整理券をもらえない」
ということもありません。
たくさんの写真集が並ぶ
この売り場を最大限に活用して
古今東西の写真集を楽しむ
「菅原一剛の写真ワークショップ
『写真がもっと好きになる。』写真を観る編。」を行います。
ことの発端はこの本です。
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「ほぼ日」での連載をベースに
2008年に出版され、今もロングセラーを続け、
今や書店の写真コーナーには「ほぼ必ず」置かれている
菅原一剛さんの『写真がもっと好きになる。』。
その続刊『写真がもっと好きになる。 写真を観る編。』が
この春に出版されました。
「写真の観方がわかると、写真がもっと好きになる。」
というコンセプトで編まれた
この本に登場する写真、写真家は、
いわゆる「名作」「巨匠」と呼ばれるもの。
でも、それらの写真集って
店頭ではこの写真のように

きっちりとシュリンクがかけられ
なかなか手にとることができないですよね。
でも、この日は大丈夫です。
青山ブックセンター本店写真集売り場の
内田さんと佐々木さんの2人が

(右が内田さんで左が佐々木さんです。)
菅原一剛さんの助手として売り場を走り回って
菅原さんが紹介したい写真集を見つけては
どんどんシュリンクを開封してくれます。
そこでワークショップに先駆けて
青山ブックセンター本店の品揃えを確かめるために
菅原一剛さんと写真集売り場を案内していただきました。
ほぼ日 | で、菅原さん、わたくし、 写真を撮ることは好きなんですが、 このような写真集というのは 買ったことが無くて…。 まずはこれから買ってみたらどうかな? みたいなおすすめはありますか? |
菅原 | これなんかはもっておいた方がいいよ。 ウイリアム・エグルストンの「Guide」。 ![]() |
ほぼ日 | 「ほぼ日」で ウイリアム・エグルストンの回、読みました。 初めて美術館でカラー写真展を開催した人ですね。 「写真史に残る名作。」と手書きの熱いPOPが! |
ABC内田 | ええ。これは常に売れ続けている名作です。 当日までに在庫切れを起こさないように 再発注しておく必要がありますね。 ![]() |
菅原 | あとダイアン・アーバスの「REVELATIONS」と 「An Aperture Monograph」。 これは2冊セットで買わないとダメだね。 どっちかだけだと意味がないんだよ。 |
ほぼ日 | (小さい声で)菅原さん、 2冊セットで買うと1万5000円しますよ。 |
菅原 | いやいや、この本は15万円の価値はありますよ。 |
ほぼ日 | えっ。プレミアついてるんですか? |
ABCの2人 | 苦笑 |
菅原 | そういうことではなくて、 1万5000円で、写真の勉強も出来ると考えたら、 安いと思いますし、だとしたら、 買った方がいいよ。という意味。 だと思うのですが。 |
ほぼ日 | ああっ!すみません。勘違いしてました。![]() |
菅原 | だってさ、この人が亡くなった後に MOMAで作品展があったんだけど、 観客動員数は未だに金字塔ですよ。 マティス展よりも上なんだから。 |
ABC佐々木 | 写真展でそれはすごいですね。 |
菅原 | あと、あれはないかな? 「The Family of Man」 |
ABC内田 | こちらですね! ![]() |
菅原 | これも一家に1冊ですよ。 これもね、だってさ、しびれちゃうのが まず、作品の展示風景からはいっちゃうんだよ。 ![]() これ、かっこよくない? この展示、1950年代の展示だよ。 全観客動員数が何百万って数なんだから そして、今もヨーロッパの どこかでやっている展覧会。 当時のアメリカの名だたる写真家の写真が みんな入ってる。 ダイアンアーバスもロバートフランクも! ほら、この写真くらいは あなたも観たことがあるでしょう? ![]() |
ほぼ日 | 確かに!この写真は観たことがあります。 つまり、まずはここからはじめよう! という1冊なんですね。 |
菅原 | ああ!これもいい! アルフレッド・スティーグリッツの 「Camera Work」! ![]() 彼はドイツで写真を勉強して アメリカに戻ってくるんです。 当時はピクチャリズムといわれた 絵画的な写真を啓蒙してた時代で それを広めるために帰ってきたんだけど 彼はマティスやモネだとか印象派を アメリカに紹介した人でもあるんです。 この「Camera Work」は全50巻あるんだけど、 途中で「写真は絵画ではない! 写真は写真ならではの表現があるはずだ」 と、いうことに彼が気づいて 途中からスタイルが変っていくんです。 これを観続けていくと「写真」がわかる。 これまでミュージアムレベルで1冊数百万するような この「Camera Work」のテキストが 電子書籍でもうすぐ公開されるんです。 今、ぼくはこの写真集をバラバラにして スキャンしてiPadに入れているんです。 あとはテキストを組み込めば完璧じゃん!と たくらんでいるんです。 |
ABCの2人 | すごい…。 |
ほぼ日 | 菅原さん、 もしかして写真集オタクじゃないですか。 |
菅原 | そうかもしれない。 オレ、そのためだけにiPad買ったんだから! あとね、カルティエ=ブレッソンの 「決定的瞬間」初版もいれてる。 |
ほぼ日 | 当日はそのiPadももってきてくださいよ。 |
菅原 | そうですか。それではもっていきますよ。 ああ、紹介したい写真集がたくさんあるなあ。 日本人だと川内倫子さんが大好きだしなあ。 ![]() |
菅原 | この阿蘇を撮ったものは 「やられた!」と思ったもん。 川内倫子さんの写真を観ると 「オレも頑張らなくちゃ」と思うんだよね。 当日はたくさんの写真家や写真集を紹介してしたいから 絶版になっている本ももっていきますね。 |
ほぼ日 | ちなみに、このお店で一番高い写真集って どれなんですか? |
ABC内田 | 38万6000円というのがあるんですが…。 |
ABC佐々木 | あれを写真集と呼んでよいものか…。 ちょっと準備しますので、 お待ちになってくださいね。 (待つこと10分) |
ABCの2人 | お待たせいたしました。 こちらへどうぞ。(別室へ案内される) ![]() |
ABC佐々木 | こちらがその写真集です。 |
菅原 | デカっ!なにこれ? |
ABC佐々木 | 開くのだけでも一苦労なんですよ。![]() ![]() こちら、ヴィヴィアン・ウエストウッドの写真集です。 彼女自身が撮影したもので ここに直筆サインが入っています。 ![]() |
菅原 | これはファンにはたまらない一冊でしょうね。 あれ、これカメラでかくないか? ![]() |
菅原 | わかった。これこのサイズが原板だよ。 このカメラは20×24という巨大ポラロイドです。 だから、この大きさがフィルムなんですよ。 この写真集は原寸大ということなんだ。 うわー。20×24のポラロイド、 オレもやってみたかったんだよ。 ヴィヴィアン・ウエストウッドいいなあ。 |
ABC内田 | 限定版で38万6000円です。 おそらく、うちにある本で一番高い本です。 |
ほぼ日 | すっごーい! |
菅原 | この写真集はいろんな意味で価値があると思うよ。 ポラロイド社が潰れたんで、 フィルムが無いからもう こんな大きなポラロイドは撮れないんですよ。 この20×24のポラロイドを 復活させようという動きもあるみたいですが、 相当時間もお金もかかりそうです。 ぼくも一度、撮るチャンスがあったのですが、 この話は長くなりそうなので、 当日にお話ししますね。 |
ほぼ日 | この写真集はワークショップ当日も観れますか? |
ABC内田 | みなさん、ご興味があれば ご覧いただけるようにします。 そして、さきほど菅原さんと相談して 当日、ワークショップでご紹介した 写真集や菅原さんの著作をご購入した方に ステキなプレゼントをご用意します。 |
菅原 | ぼくは毎日、空を撮り続けているんですけど、 ワークショップ当日の空の写真を ここ、青山ブックセンターで 現像したプリントしたものに シリアルナンバーとサインをつけて プレゼントしようかと。 |
ほぼ日 | うわっ!それって菅原さんの作品が 手に入るってことじゃないですか! それはぜひ!楽しみにしてます。 |
「ABC×ほぼ日 presents?菅原一剛の写真ワークショップ 『写真がもっと好きになる。』写真を観る編。」 日時:6月17日(日)14時より (たぶん、90分はやると思います。) 場所:青山ブックセンター本店 写真集売り場まえ 参加費:無料 お問い合わせ:青山ブックセンター本店 東京都渋谷区神宮前 5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア(B2F) 03-5485-5511 当日、菅原一剛さんの 「写真がもっと好きになる」シリーズ及び、 ワークショップで紹介した写真集を お買い求めいただいたみなさま100名さまに 菅原一剛さんがワークショップ当日の 6月17日に撮影した「今日の空」を 写真を現像、プリントしたものに サインとシリアルナンバーを入れてプレゼントいたします。 菅原一剛さんが毎日撮り続けている 「今日の空」の写真はこちらからご覧ください。 お願い:座席などはご用意しておりません。 立ち見となってしまいますが予めご了解くださいませ。 なるべく多くの方にご参加いただきたいので 会場整理へのご協力をどうぞよろしくおねがいします。 「菅原一剛さんからのお知らせ。 6月30日にも 『写真を観る編』ワークショップを行います!」 【講義日時】2012年6月30日(土) 13:00〜15:00 【場所】日本写真学院 5F 教室 東京都中央区湊1-8-11千代ビル5F ※東京メトロ日比谷線・JR線八丁堀駅徒歩5分 TEL:03-3523-0545 【受講料】JCOPで受講・イベント参加履歴のある方 1,050円(税込) はじめてイベントに参加される方 2,100円(税込) 【定員】40名 詳しくはこちらをご覧ください。 |
2012-06-08 FRI