みなさん、こんにちは、永田です。
対談形式での連載で、
おそらく最長だったのではないか
と思われる『黄昏 日光・東北編』が、
先日、とうとう、最終回を迎えました。
じつに、連載は44回を数えました。
そして、すでにお伝えしているとおり、
この連載は、その前身である「鎌倉編」を加え、
『黄昏』という1冊の本にまとまりました。
本には、これまでに掲載したすべての対談と、
初公開となる24回にも及ぶウェブ未掲載分、
そして赤瀬川原平さんの
あとがきがわりのエッセイも収録しています。
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できあがった書籍『黄昏』は、
2段組400ページとボリュームたっぷりですが、
重さとしても、内容としてもたいへん軽く、
どなたにでも、どんな場面でも、
楽しんでいただけそうだったので、
ふだん、糸井がお世話になっている方々に、
遠慮なく送らせていただきました。
たぶん、どなたにでも、
喜んでいただけるんじゃないかと思って。
文筆業の方、編集者の方、評論家の方、
本好きと思われる方、活躍中の若手の方、
あまり気にせず、献本しました。
すると、たいへん評判がいいのです。
身内でいってもしょうがないのですが、
実際、ほめてくださる方が、ほとんど。
ほんとに、みなさんからよい反応をいただきました。
どうも、ありがとうございます。
書評や雑誌の記事などでも
ぼちぼち取りあげられはじめています。
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そうそう、12月5日に、
NHKBSの『週刊ブックレビュー』でも
『黄昏』を取りあげてくださるそうです!
そんなふうに、
すこしずつ輪を広げつつある『黄昏』ですが、
これからの季節は、さらに、
『黄昏』という本を読むには、
都合がいいのではないかと思います。
理由は、ずばり、「帰省」です。
もともと、「厚くて軽い」この本は、
「旅に出るとき、荷物の隙間に詰め込んで、
電車の中とか、うまく寝つけない夜とかに
どこからでもパラパラめくってほしい」という、
造本のコンセプトがありました。
読者のみなさんからも、
「届いたけど、
休暇中に読むつもりなので
まだ開いてません」
といったメールをいただくことがあります。
ですから、この年末年始、
おもしろくて、厚くて、軽い、『黄昏』を、
ぜひとも帰省のお供に加えてくださいね。
そして、ついでといってはなんですが、
みなさまがオススメする
「帰省本」「旅の本」「荷物に詰め込む本」を、
ぜひ、教えてください。
そうですね、だいたいの目安としては‥‥
・読みやすくて
・内容的に、明るめで、軽めで、
・どんどんページが進んで
・読んでるうちにあっという間に
時間が過ぎてしまうような本
‥‥というようなあたりでしょうか。
ああ、それならこの本です、
というようなオススメがありましたら、
ぜひとも「こちら」をクリックして
そのタイトルを教えてください。
postman@1101.com あてに、
「荷物に詰め込む本」というタイトルで
メールしてくださってもOKです。
うまく、「荷物に詰め込む本」が集まったら、
なにかコーナーをつくって
公開していきたいと思います。
できれば、年末の帰省に間に合うように
はじめらればいいんですけどね。
ええと‥‥ぼくなら、そうですね。
星新一さんの
『宇宙のあいさつ』とかかな。
バッグのジッパーをジャッと開けて、
ギュッと詰め込む。
みなさんは、いかがですか?
それでは、本日はこのあたりで。
つぎの機会があれば、また! |