ほぼにちわ。
ほぼ日で経理をしている です。
先日、スノードームのワークショップに参加してきたので、
今日はそれをご紹介させていただきますね。
ところで、スノードームってご存知ですか?
「スノー」=雪、しかもドームだから、
ほぼ日乗組員の中には「かまくら」のことだと思った人も。
ちがうんですよー。

これなのです!
あー、見たことある!とか、そういえばそんな名前だった、
とか、なんとなく思い出していただけたでしょうか?
私はスノードームが好きです。
動かすと、中に入っている雪のようなものが
パァーっと舞う感じもすてきだし、
それぞれにいろんな小さな世界がつまっていて、
なんともいいんですね。
そしてそれを知っていた、同期入社の が
スノードーム美術館なるものがあると教えてくれたのです。
スノードーム美術館ってどんなとこだー!
と、調べていたら、ワークショップ もやっている!
ぜひぜひ作ってみたい! と、 と
もう一人の同期 を誘って、
鼻息荒く、乗り込んだのでした。
は、
「不器用だし、昔から工作きらいだよー。」
とか言っています。大丈夫かね。
は
「お絵描き好きだし、かわいいもの好き!」
と、朗らかに言うのです。よしよし。
当日はとってもよく晴れた夏のおわりの日。
場所は世田谷ものづくり学校の一室です。

ウェルカムな雰囲気の入口がむかえてくれます。

中に入ると、たくさんのスノードームが!
まだワークショップが始まるまで時間があったので、
ならんだスノードームを見て、うきうきわくわく。

こんなに大きなスノードームもあります。
と は興奮してベシベシたたいています。
まねしちゃいけません。

オーストリアのPERZY社のものもありました。
ここのは、なかのスノーが、
とってもこまかくきれいに舞うんですよ〜。
中身は企業秘密だそう。
いかしてます。

他にはこんなかわいいキャラクターものや

こんな変わり種も。
これはおじさんの抜け落ちた髪の毛が
舞うようです。
おっしゃれ〜。
私たちはどんなのを作るのだろうか、と思っていると、
本日教えてくださる石山先生が登場。

「そろそろお時間ですので、始めましょうか〜。」
さあ、いよいよ作るのです!
自分だけのスノードームを作るのです!

は緊張もわすれてはしゃいでいます。
大丈夫だろうか?

まずは主な材料の説明から始まります。
右上の透明なものが今回使うスノードーム。
手軽に作れる簡易版のスノードームで
フォトドームとよばれています。

他には、飾りに使うシールやリボンなどのアイテムや、

紙を星型などに抜く道具なども、
こちらの教室では、用意してくれています。

こちらが先生の作った見本です。
かわいいー!
これ、一枚の絵のようですが、違うんですよ。
先ほどのシールや道具を使って、
自分たちで好きなようにデザインするのです。

道具の使い方や、作り方のコツなどを
ていねいに教えていただいた後、
「では、失敗をおそれずに、
自由にやってみてください〜。」
と励まされて、いよいよ私たちも作りだします!

は「どうしようかな〜」と言いながら、
まず背景となる台紙を選びに行きました。
たくさん色紙やポスターが用意されているので、
まよってしまうね〜。
背景をきめたら、飾りつけ。
ここからが難しおもしろいー。

はまず、スケッチを描いてみた様子。
お絵かき好きのはずがなぐり書きですよ。
この後、どんなふうになっていくのかな?

ノープランだった は、
かわいいコックさんを見つけた模様。
コックさんを主役に作ることに決定!

私は旅行の思い出スノードームを作ろう、
と夢見ていたので、
お気に入りの写真を使って作ることにしました。

あとはもう、ただひたすら
もくもくと作業をします。
「・・・・・」

もくもくと。
「・・・・・」
途中、困ったことがあれば先生に聞くと、
やさしく教えてくれますよ。
そうそう、スノードームの中の液体、って
なんなのか、不思議に思ったことありませんか?
多くのものには精製水とグリセリンが
入っているそうです。
このグリセリンのおかげで、中の液体がドロッとして、
雪がきれいに舞うんですって。
ちなみに、グリセリンの量を変えることで、
雪の舞うスピードを調節しているそうです。
ただものの水ではないと思っていた!
と、疑問も晴れて一つかしこくなった私たち。
お話を楽しみつつ、必死で作業を続けます。
でも全部で2時間の教室です。
あっという間に、終わりの時間が近づきます。

「わー、全然終わってない!」
あせるあまり立って作業をしだす始末。

「裏側なんにもやってない!」
仕事中にときたま見せる鬼に変身しています。
もう、二人ともカメラなんて見てくれません。
私といえば、なんだかもっとかっこよく仕上がるはずが、
何か違う!
でも、もう燃えつきてしまいました。
これねー、ほんとにねー、燃え尽きるんですよー。
そして、普段とは違う頭を使って、集中していたので、
燃え尽きるとともに、スッキリするのです。
ストレス解消にもなるかも!
おもしろいぞ、スノードーム作り!
さてさて、では、どんなのができあがったかというと‥‥

題名:行列のできる店
 |
 |
表 |
裏 |
「とにかくコックさんがかわいかったので、
これを主役にできるものにしようと思って作りました。
あとは型抜きが楽しくて、たくさん抜いていたら
無意味にたくさんできてしまったので、
それを活用すべく、行列を作ってみました。
繁盛店っぽい感じが、
招き猫みたいな縁起のよさもでていいかなと。
工作ぎらいの私でも、とっても気軽に楽しめました。」
題名:森のなかよしくまさん
 |
 |
表 |
裏 |
「大人っぽく、おしゃれなものにしようという
思いもあったのですが、
かわいいシールや紙の中に大好きなくまさんのシールが!
さらに虹のシールをはったあたりから
歯止めがきなかくなってしまい、
恥ずかしながら、最終的には受講者の中で
一番ファンシーな出来上がりになりました。
でも、うん十年ぶりの工作に夢中になれて
ほんとうに楽しかったです。」

題名:paris2008
 |
 |
表 |
裏 |
「去年フランスへ旅行した時の
思い出スノードームを作りました。
黒い部分が多かったので、そこを飾るのに一苦労。
最後はふきだしでとりあえず空間をうめるという手に。
自分も登場させて、なんだか大満足です。
また旅行へ行ったら作ってみようかな。」
いかがでしたでしょうか?
三人それぞれ特徴が出て、
すてきにできたと思います。
スノードーム作りに興味をもたれた方、
こちらのサイトをご覧になってみてくださいね。
友達とワイワイガヤガヤ作るのもよし、
大切な人へのプレゼントにするもよし、
集中時間でストレス解消!したり、
いろいろな楽しみ方ができると思います。
、 、
「は〜、楽しかった!!」
|