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											| バリ島へ出発しよう! | 
										 
									 
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								| 魔女の呪い | 
							 
							
								ん? ガムランの音色が、変わったような気がする‥‥。時刻は午前3時。写真家を残して、観光客はすっかりいなくなっていた。ガムランのテンポが上がった。こんどは、明らかに。と、村人のようすが、みるみる変化していく。雰囲気が異常だ。何かが起こる‥‥のか? 突如、邪悪な魔女が姿を現した。ランダだ! ヒンドゥーにおける悪、穢れ、暗闇、死の象徴。聖獣バロンと終わりなき戦いを繰り広げる、恐怖の存在。ランダの登場で、陶酔状態に入った村人たちは、全身を痙攣させ、バタバタと昏倒しはじめた。魔女の呪いだ。見ると、鉄製の小刀で、男が少女に腹を刺されている。 しかし全身が緊張状態にあるためか、体重を乗せているのに、まったく刺さらない‥‥。リアル・バリが姿を現した。それは、午前3時のことだった。 
										2011-03-07-MON 
									 
									
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