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											メキシコへ出発しよう! 
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								| 荒野のマルボロ・マン | 
							 
							
								ヒマである。かれこれ3時間以上、マルボロ・マンを待っている。写真家は、テントの中からシャッターを切った。ピントは荒野。相棒・ダナーライトは、手前にぼやけて写っただろう‥‥。ここはメキシコ、シエラ・デ・サンフランシスコ。先史時代の岩絵を見に来た。レンタル・ロバにボッコンボッコン揺られて、はや数日。今朝も、案内人がロバを探しに出たまま帰ってこない。脱走? いいえ。案内人が、夜、ロバを放し飼いにしちゃうのだ。だから、毎朝必ず探しに出かける。何なんだ一体‥‥。ただし、昨日はちょっとした「捕り物」が見れた。案内人の投げ縄一閃、ロバはヒヒンといななき、あえなく御用。そう、彼は本気のマルボロ・マン。陽に灼けた肌、カウボーイハット、白い馬、そして投げ縄。すべてが本物、コテコテであった。 
										2011-02-14-MON 
									 
									
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