![]() |
マリーな部屋。 |
逝く夏に、とっときの... 夏が逝ってしまいますね..。 栗とか芋とか、秋の風味にも気が逸りつつ、 今回は、夏を惜しんで。 出来るだけ、レストランのデザート (と言いましょうか、 食事をする所で出すテイクアウト不能の菓子)は、 書かないようにしてきたつもりなのです。 食事込みなんて、高くつきますし、ね。 菓子は菓子だけで味わえなくて、どーするっ! とも思っておりますし、ね。 でも、たまぁに 「あ〜、これは食事代を払っても知ってほしいなぁ〜」 と唸ってしまうような菓子に出会うワケです。 しかも、その食事が美味しいなら、まぁいいか って気にもなり..。 六本木に『与多呂』という、 天ぷらと鯛めしの店があります。 天ふらを塩で食べる、超有名店です。 ここのご子息が(ハンサム) 京都での和食の修行から戻り、 “う八”というデザートが 出されるようになりました。 以前書かせていただいた『和久でん』の“西湖”に 小豆を入れてアレンジしたものです。 ![]() ![]() 全部で6種類ある“う八シール”は“う八”についてくるシールで 好きな人は全種類集めているそうです これが、おいしいっ! “西湖”は黒密風味の、独特のプルプルした食感で、 値段も忘れ2個3個と食べてしまいそうなくらいの逸品 ですが、この“う八”も、西湖が好きな方なら特に、 ストライクなんじゃないでしょうかね〜。 しかもデザートの前段、 ご主人が手早くあげる天ぷら(塩で!)と、 おかみさんが芸術的な手際で混ぜる鯛めしが... 絶品です。 外食に疎いわたくしも、 数ヵ月に一度は行かずにいられないくらい..。 お菓子だけってワケにはいかないですけど、 夏から秋への夜長に、 ひとつゆっくり職人技の食事とお菓子でも。 わたなべ まり 六本木 与太呂 住所:港区六本木4−11−4六本木ビル一階 (俳優座の脇の道を旧防衛庁に向かって来て頂いて 左側の白いビルの一階にあります) TEL:03−3405−5866 営業時間:月〜土・祝 17:30〜ラストオーダー22:00 休み:日 料理:鯛めしとてんぷらがメインの鯛料理。 最後にデザートのう八がついております。 お一人様13000円です。 |
2001-08-31-FRI
![]() 戻る |