『3月のライオン』 
  
著者:羽海野チカ 
  発行:白泉社  | 
 
 
 | 美味しいものつながりで 
  羽海野チカさんの『3月のライオン』をお勧めします。 
   
  家族を事故で失った天才棋士、桐山零。 
  母親を失った長女のあかりが、 
  母代わりに妹のひなたとモモを育てている 
  川本家と関わり、家族の一員として迎えられるようになって 
  孤独を癒されるとともに、 
  棋士としても成長していくお話です。 
   
  このところ、ひなたの困難を 
  零が新人王のタイトル戦を戦いながら、 
  必死になって支えようとする話が続いていましたが、 
  それも彼女自身の信念と勇気で解決しました。 
  そして川本家の3人の食欲も爆発。 
   
  美味しいものをつくる話と、 
  あまりにも個性的な棋士たちのエピソードが絡み合って、 
  読み出すとやめられません。 
  いつも単行本になるのが待ち遠しいです。 
   
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