独自の世界観かつ 
  登場人物が個性的という繋がりで 
  ますむらひろしさんの『アタゴオル玉手箱』を推薦します。 
  舞台はアタゴオルという場所、 
    そこに住む猫と人間の物語です。 
    この世を超越した食い気レベルの主人公、巨漢猫ヒデヨシ、 
    ヒデヨシの友人で、感覚の凄い人間の男子、テンプラ、 
    その友人猫の頭の良いパンツ。 
    登場人物が個性的な点はもちろん、 
    物語の内容の鋭さが凄いです。 
    古代の謎解きをして、 
    降る雪の上を歩いたり、水中で過ごしたり、 
    夏の思い出を強く感じた人から水の波紋が広がったり、 
    水や土と一体になったり、お月様に登ったり。 
  大自然やそのもっと奥にある魂のような存在を感じる 
    読むと五感が剥き出しにされる 
    そんな漫画です。 
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