『動物のお医者さん』から犬つながりで、 
  『PEANUTS』コミックのスヌーピー、 
  不滅の名作スヌーピーシリーズを。 
  子供の頃、大好きでした。 
    谷川俊太郎さんの訳で「やれやれ」の「sigh」とか、 
    英語の表現も面白くて。 
    今にして思えば、 
    この漫画の魅力は谷川さんの言葉にもあったのでしょう。 
  アメリカの文化に初めて触れたのもこの漫画です。 
    イースター、ハロウィン、ルーシーの精神分析…。 
    今では日本でも広まっているものが、 
    40年前の私にとっては新鮮で異国のものでした。 
  あの頃は犬を飼っていなかったので、 
    スヌーピーを犬とは思っていませんでした。 
    スヌーピーは、スヌーピー。 
    犬ではあるけれど、犬ではない。 
  犬を飼うようになり、 
    あの頃よりもチャーリーブラウンの気持ちが 
    理解できるようになりました。 
    犬は言葉を発しないけれど、 
    犬は喋るということを知りました。 
    人と犬との関係。犬と人は仲間なんですよね。 
  (はまたろう)  |