「こんな馬鹿馬鹿しくて笑えた作品は他に見当たりません」 
  つながりといえば、もうこれしかない! 
  私は岡田あーみんさんの『お父さんは心配症』を 
  推薦します。 
  よろしいですか、 
    心配「性」ではなく、「症」なのです。 
    もう、ビョーキなほど心配なのです。 
  そして、登場人物が揃いも揃って変態ばかり。 
    どんなこまごまとしたサブキャラも、 
    手抜きなしの変態ぶり。 
    まさに変態の玉手箱、 
    それが『お父さんは心配症』の世界なのです。 
  変態どもの鼻血にまみれたこの作品が 
    小中学生乙女の心の友『りぼん』で 
    連載されていたという事実にただただ驚愕するとともに、 
    当時の『りぼん』編集部の懐の深さには 
    ひたすらひれ伏すしかないのであります。 
  (毛丸)  |