歴史つながりで、日本史から世界史へ。 
お勧めするのは『ベルサイユのばら』です。 
少女マンガファン、 
そして宝塚ファンの皆さんならご存じでしょう、 
『ベルばら』。
      主人公は騎士の父親のもとに生まれ、 
        自分も騎士になることを夢見る男装の女性・オスカル。 
        子供のころからの英才教育で、素晴らしい騎士に成長し、 
        宮廷ではルイ16世の妃として嫁いできた 
        マリーアントワネットに仕え、激動の時代を戦い抜きます。 
        そのオスカルに想いを寄せる 
        幼馴染のアンドレとの切ない恋の幕切れには、 
        キュンとして思わず涙が出そうになりました。 
      高校の世界史の先生(男性)に 
        「これを読めばフランス革命までがよくわかる!」と 
        ごり押しされて読み始めたのですが、 
        授業そっちのけでハマった記憶があります。 
      作品には、当時のフランスとオーストリアとの関係や、 
        市民の貧しい生活の様子なども描かれていて、 
        教科書の文字だけでは実感できないことを 
        絵で見ることができるので、 
        世界史を勉強している学生さんは 
        一度読んでみるといいと思いますよ。 
      もちろん、マリーアントワネットの有名な台詞 
        「パンがなければお菓子を食べればいいのに」 
        も出てきますよ。 
      (もんた)  |