タイトルが『◯◯と◯◯』つながりで 
『赤ちゃんと僕』はいかがでしょう?
      小学5年生の僕(榎木拓也)は、 
        父親(春美)と幼い弟(実)との3人暮らし。 
        母を交通事故で亡くしながらも、実を懸命に育てている… 
        というと辛そうなお話のようですが、 
        拓也の超がつくほどの真面目っぷりや一生懸命さ、 
        わがままだけど抱きしめたくなる実の可愛さ、 
        かっこいいパパの笑っちゃうような子煩悩さが 
        おもしろおかしく描かれていて、 
        誰もが楽しめるようなホーム・コメディなんですよ。 
        さらには、拓也や実の友人たち、 
        ご近所のみなさん、パパの同僚にいたるまで、 
        個性豊かなキャラクターが、それぞれ愛らしくて 
        大好きになってしまいます。 
      そして温かい日常の中には、家族の問題やいじめ、 
        人間関係の悩みに苦しむこともあります。 
        決して簡単ではないけれど、私たちと同じように悩み、 
        懸命に乗り越えようとする姿に涙することもしばしば…。 
      わたしはこの漫画を何度読み、 
        何度笑い、何度泣いたかわかりません。 
        特に、最終巻はいつ読んでも涙が止まらないのです。 
        男性にも、ぜひ読んで欲しい作品です! 
      (えみやん)  |