『コブラ』 
著者:寺沢 武一 
発行:メディアファクトリー | 
    美女と凄腕のスナイパーとくれば、 
やはり『コブラ』ですね。
      コブラはスナイパーというより、宇宙海賊。 
        左腕に仕込まれたサイコガンで 
        敵を倒す姿に、ひたすらシビれました。 
        敵から逃れるために顔を変え記憶を消して 
        冴えないサラリーマンになっていたのに、 
        ひょんなきっかけで全てを思い出し、 
        再び宇宙を舞台に大暴れするというストーリーも、 
        どことなくアメリカンコミックのような、 
        ハリウッド映画のような雰囲気を醸し出していて、 
        カッコ良かったです。 
        また、整形した顔が団子鼻のサル顔ってところも、 
        それまでのひたすらイケメンのヒーロー像と 
        趣を異にしていて、すごく好きでした。 
        このカッコ良さは完全に大人向き。 
        絵も寺沢武一さん独特の線で表現されていたし、 
        登場する女性はいずれ劣らぬ美女揃い! 
        コブラと行動を共にしているアーマノイドのレディーも、 
        顔は完全にロボットなのに、飛び切りセクシーでした。 
      当時中学生男子でしたが、 
        クラスでは「コブラごっこ」と称して、 
        左腕に筒をはめて、それをシュポッと抜いては 
        「食らえ!サイコガンだ!」「うわ〜〜〜!」 
        なんていいながら、バカな遊びに夢中になってました。 
      (MF)  |