| 宇宙つながりということで、『プラネテス』をぜひ!
       舞台は人が月に住むようになった時代。 
        主人公の青年ハチマキは、 
        宇宙空間に浮遊するゴミのお掃除屋さんです。 
        いつか自分の宇宙船を買うという夢を持ちつつも、 
        今はしがない低収入のサラリーマン。 
        小さな宇宙船で、2人の仲間と 
        毎日ひたすらゴミの回収、廃棄をしています。 
      宇宙ものなのに、 
        壮大なスペースオペラといった感じじゃないんです。 
        ちょっと未来に生きている普通の人を描いている点も 
        『宇宙兄弟』と似ているかもしれません。 
      ユーモアたっぷりの人情話が楽しめますが、 
        読み進めるうちに 
        宇宙と地球と自分の関係について考えさせられるような、 
        哲学的な雰囲気もでてきます。 
        まわりにいる人との距離の取り方も、かわるかも? 
        ときどき息をのんでしまう、絵の表現力もすばらしいです! 
      (ayatak)  |