古代の人が現代へという、 
時代や国を超えた物語つながりで 
『聖☆お兄さん』をおすすめします。
      世紀末を無事に終えたブッダとキリストが、 
        バケーションをもらって 
        なぜか東京の立川にアパートを借りて住むんです。 
      ブッダとキリストの生涯を多少知っていると、 
        それぞれのキャラが引き立ってそれはそれは面白いです。 
        ブッダの耳は冷たくて、キリストはジョニー・デップ似。 
        アナンダはカッコいい自分を罪だと思っていて、 
        大天使達はまるでジャニーズ。 
      バカにしている感じがしないのは、 
        2人がとっても優しいからかな。 
        虹を見て「お父さんからメッセージだ!」 
        と思うようになりますよー。 
        こんな視点で書いたマンガが読めるのは、 
        日本ならではなのかもしれませんね。 
      ちなみに私はこのせいで、 
        手塚治版『ブッダ』を大人買いしちゃいました。 
      (ふみぽろん)  |