いいものリレー

11人めのゲスト
野村 友里さん
おすすめ 02クリップライトと、
オリジナルスツール

野村さんの2つめのおすすめは、
「衣食住」の「住」です。
お店でも自宅でも愛用しているという
オリジナルのスツールと、
手元に明るさがほしいキッチンで
使っているというクリップライトです。
どちらも日本で作られた、
大事に長く使いたい逸品です。

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ゲストキュレーター野村 友里(のむら ゆり)
料理人。フードクリエイティブチーム「eatrip」主宰。
料理にまつわるさまざまな活動や、
雑誌やWEBマガジンの連載をしながら、
東京・祐天寺でレストラン「babajiji kitchen」、
東京・原宿でグローサリーショップ「eatrip soil」を営む。
著書に大人もおいしい子ども向けレシピブック
『とびきりおいしいおうちごはん』など。

簡易的に見えない、クリップライト

――
「衣食住」の「住」は2つ。
まずはクリップライトですね。
カッコいいですね。
これはどちらのですか?
野村
NEW LIGHT POTTERYって、
奈良の、照明器具のブランドなんです。
私はなるべく国内で生産しているものだったりを
支持しています。
自分も、生まれた土地や文化に
少なからず影響されたものに興味があるし、
美しいなとか素晴らしい知恵だな、
と思うことが多いからです。
このライトそのものというよりは、
ここのNEW LIGHT POTTERYの人たちが
いいな、って感じで。
――
奈良で活動されてるんですね。
野村
そう、ギャラリーも持っていて。
日本各地の職人や作家たちと、
素材の質感や光そのものの美しさを活かした
デザインで、
国内外でとても評価されています。
ここでも、ちがうデザインのも
使わせてもらっています。
――
あ、これもNEW LIGHT POTTERYのもの。
お店でもお家でも、たくさん使ってるんですか?
野村
わりと使ってますね。
いろんなランプがあるんですけど、
お店で使うものって、取材も受けたりするし、
自分で選んだ理由を、
ある程度はっきりしてたほうがいいかなと思っていて。
で、照明は、なるべく国内のデザイナーさん、
というのがひとつあるんですよね。
――
カッコいいし、簡易的に見えないですよね。
クリップライトってやっぱり簡易的じゃないですか。
なのにこんなカッコいいって、なかなかない。
野村
あとから照明足したいな、っていうとき、
賃貸だったりすると、むずかしいじゃないですか。
そういうときに、クリップライトがいいんです。
こういうランプって、今すごく出てるのね。
お値段が安めのブランドなんかでも、
著名なデザイナーさんと組んで、本当によくできてる。
でもやっぱり、長く使うとか、そういう意味でね。
これは気がきいてて、いいな、と思います。
――
これは目に入るとちょっとうれしい。
選んだ自分に「よし、いいの選んだ」みたいな。
野村
そうそうそう。
このメーカーさんは、いろんなのがあるから
サイトを見てみてほしいですね。
私は、日本っぽさも感じていて。
華美じゃないし、すごく信念があるから。
――
部分的にレザーが使われてるのもすてきで、
根本は真鍮なのかな? いいですね。
野村
うんうん、そう。
――
出会いみたいなものはあったんですか。
野村
いやぁ‥‥、友達が企画をしていて(笑)。
また友達。ちょっと多いので、そういう友達が(笑)。
――
友達つながり、大事ですよね。
最初に見たのはどういうものだったんですか。
野村
お店でも使ってるペンダントライトかな。
――
カッコいいですね。
野村
夜ってそもそも暗いので
空間にいくら気をつかっていても
その照明の光の方が大事だったり
光の当たる場所が大事だったり。
そして視界が狭まる分、
耳が普段より敏感になるので
照明と音がより重要になってくる。
照明と音楽さえよければ、意外といけるっていうか。
――
居心地のよさっていうところで?
意外といける?
野村
そうなんです。
それこそ形ないもので作っていく。
だから照明は大事なんですよね。
でも、あとから足すのはなかなか難しいから、
そういうときに、
こういうのがちょっとあるといいかなって。
――
お家でも使ってらっしゃるんですか?
野村
キッチンで使ってます。
やっぱり手元が暗いことがあるから。
――
たしかに、手元に明かりを足したい場合ありますね。
コードの色もけっこう珍しい。
野村
この色味はものすごい研究されてるそうです。
ちゃんと物づくりの人の、意思があるものを
なるべく使っていきたいんですよ。
そうすると捨てないでしょ。
捨てたくないものを増やそうかなと。
――
そうですね。
気に入ったものを長く使いたいですよね。

木のスツールは、使って、育てて

――
次は、スツールですね。
これも、ここのお店で使っているもの。
野村
そうですね。
何年か使っていて、今改良を計画していて、
もっと良くなる予定です。
もう少し座面を大きくするとかね。
もともと私、キッチンカウンターが好きで、
お店にも、家にもカウンターがあるのだけど、
そうするとスツールが絶対必要になる。
世の中にはいろいろスツールはあるんだけど、
お店はまとまった数が必要だから、
どうせだったら作ってみようか。
ってところから、これは始まったんです。
――
eatripのオリジナルなんですね。
野村
そう。
IDEEで一緒に仕事していた河野さんに
デザインをお願いしたんです。
飲食のお店だから、パインとサクラとウォールナット、
つまり食べられるものの木を使うとか、国産がいいとか、
いろいろ話し合いながら作ったんですよね。
座面でいえば、何か作ったあとの端材でつくれるから、
なるべくこれだけのために木を倒すという発想ではなくて。
そういったときに使えるように
作りためておくというのがいいなぁと思って。
こっちが欲しいものをそろえていくというより、
今回はたまたまウォールナットが入ったから、っていう
そのときにしか出なかったものを使う、というほうが、
私は「面白いな、出会いだから」と思っていて。
――
もうずいぶん使ってるんですか。
いい感じに育ってるみたいですけど。
野村
これは、6年かな。
ここのお店も「経年変化を楽しめるもの」というのが
コンセプトなんですよね。
ここ、椅子を引きやすいように穴をつけたい。
いろいろ考えています。
――
ということは、
今回、ほぼ日で受注販売させていただく分は、
ここにあるものとは、仕様が変わりそうですか?
野村
そうですね。
今のは、長時間座る用じゃなくしたのね。
でも、もうちょっと長時間座れるように、
お尻のところもフィットさせて、少し大きくしたくて。

お店で使うから、本当にいろんな用途があって、
あまり座り心地のよさだけを求めても
いけないときもあるし、
場所を取っちゃうとか、
スタッキングがあったほうがいいとか、
座ったときも安定感があるものがいいとか、
なんかその辺を、あらためて考えています。
――
何年も使って、またさらに改良されて、
進化しようとしてるってことですね。
野村
うんうん。
一番伝えたいのは、経年変化のある素材だと、
その変化を楽しめるということですね。
これがプラスチックとかだとそうならないし、
布だったら、張り替えなきゃいけないし。
――
長く使って、育てて、
変化を楽しみたいですよね。
さらにブラッシュアップされるのが、
たのしみです。

※受注生産を行い、お手元に届くものは、
販売ページにある商品写真と同じ仕様です。
ご確認の上、お申込みください。

スツールについて、
WRIGHTの河野さんにお話しをうかがいました。

(次回は、最終回衣食住の「衣」です)

野村友里さんのおすすめ02

野村友里さんのおすすめ02 クリップライト

オリジナルスツール

63,800(税込み・配送手数料別)
受注販売を申し込む

お申込期間:

2026年5月27日(水)午前11時

2026年6月16日(火)午前11時

5月30日~31日、6月8日~13日、
15~16日の間、
TOBICHI東京にて
サンプルを展示しております。
※製造数に限りがあるため、
上限のある受注販売となります。
※受注品のため、この商品の返品はお受けできません。
くわしくは申し込みページをご覧ください。

Norm clipについて

琺瑯で作られたシェードのクリップライトです。
斜めにカットしたシェードは眩しさを抑え、
光を効果的に制御します。
シェードの角度は上下左右に動き、
光の向きを自由に調節できます。
シェードは内側、外側ともに同じ琺瑯仕上げです。
クリップを挟むパーツには、ヌメ革を使用しており、
グリップ力を高めています。
オンオフは、ケーブルについているスイッチで。
先端をコンセントに挿してお使いいただきます。

商品名:
Norm clip(warm gray)
Norm clip(sand beige)

販売元:
NEW LIGHT POTTERY

サイズ:
直径10.1cm × 高さ19.1cm
コードの長さ:1500mm
クリップの取付可能厚み:45mmまで

重量:
0.8kg

素材:
スチール、真鍮、レザー

電球 :
E26 ホワイト一般球 40W(LED電球も使用可能です)

生産国:
日本

あらかじめ知っておいてほしいこと

  • 口金E26、40ワットまでの電球をお使いいただけます。
    LED電球も使用可能です。
  • 白熱電球を取り付けて点灯すると、
    金属製のシェードが熱くなります。
    点灯中や消灯直後はシェードに触れないようご注意ください。
  • シェードの端面などは、製造工程上、
    釉薬(ゆうやく)が薄くなったり、
    部分的に欠けているように見える場合があります。
    これは琺瑯製品ならではの表情であり、不良ではありません。
  • 真鍮パーツは素材の風合いを活かすため、
    無垢の状態で仕上げられています。
    時間が経つにつれて色が深まり、
    アンティークのような味わいへと変化していきます。
    元の輝きを保ちたい場合は、
    数ヶ月ごとに金属研磨剤でお手入れしてください。
  • クリップの接地面にはヌメ革を使用しています。
    設置場所を傷つけにくく、
    グリップ力を高める役割がありますが、
    濡れた状態で長時間放置するとシミの原因になる場合が
    ありますのでご注意ください。
  • この製品は屋内専用です。
    水気のある場所や屋外では使用しないでください。
    また、クリップがしっかりと固定されていることを
    確認してからご使用ください。
  • お届け先は国内のみとなります。海外へはお届けできません。
    あらかじめご了承ください。

スツールについて

eatripのお店で使用するために、
野村友里さんと、WRIGHTの河野さんによって
作られたオリジナルのスツールです。
座面は、きれいな形の石から
インスピレーションを受けてデザインされました。
座面は少し大きめで、
凹凸があり長時間座っても
快適に過ごせるようになっています。
後ろ側に穴を開けたことで、
手を引っ掛けて持ち運びや、
スライド移動がしやすくなりました。

北海道の旭川にある工房で、
道内のくるみの木で作られています。
このために切られた木からではなく、
あったものを活用しているので、
節や色味などは一点一点異なります。
木の持つ個性として、受け止めてください。
職人さんが手で作るため、
製造数に限りがありますので、
上限に達し次第、受注を締め切らせていただきます。

商品名:
eatrippe

製造元:
In a Station

サイズ:
幅 52cm × 奥行き 43cm × 高さ 63cm

重量:
4~5kg

素材:
くるみ(北海道産オニグルミ)

産地:
北海道旭川

あらかじめ知っておいてほしいこと

  • 表面の埃は柔らかい布で乾拭きをしてください。
  • 汚れがついた場合は
    固く絞った台拭きなどで水拭きを行った後に
    柔らかい布で乾拭きをしていただくことをおすすめします。
  • 木材の乾燥が気になる場合は、
    一年に一回程度の頻度で市販の家具用オイルを
    塗布してください。