小林 |
「夏休みも
ラストスパートやな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「俺たちは常に
激務に身を投じとるから、
夏休みは不可欠やな」
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北小岩 |
「もっともです」
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何をしているというのだろう。
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北小岩 |
「猛暑の中、
おちんちんだけに
陽を当てているので
ございます」
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小林 |
「黒光りさせなあかんな」
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北小岩 |
「男のブツの価値は、
一黒二赤三紫ですからね」
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小林 |
「今まで
美女へのアピールが
足りなすぎたからな」
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北小岩 |
「とはいえ、
おちんちんのところを
くり抜いた
巨大な板で毎日黒くするのは、
体力を使いますから
夏休みが必要ですね」
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そんなしょうもないことに対して、
休みなどいらないであろう。
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小林 |
「近頃、海水浴場で
町の男が
モテとるらしいな。
見に行かない手はないな」
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北小岩 |
「いかないあそこも
ございません」
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わけのわからないことをのたまいながら、
二人は何時間も歩き続けて海へ。
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北小岩 |
「カラフルな女性たちが
浮き輪ではしゃいで
おりますね」
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小林 |
「俺たちもいくか」
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二人はふんどし姿になった。
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女性A |
「きゃ〜、痛い!」
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女性B |
「クラゲよ!気をつけて」
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小林 |
「もうそんな時季か」
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じゃぱ〜
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女性C |
「イケメンが
海から上がったわ」
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女性D |
「全裸で股間に
クラゲがはりついてる」
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女性C |
「あの人のイチモツ、
クラゲにも動じないのね」
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女性D |
「タフガイね!
素敵!!」
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小林 |
「聞いたか」
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北小岩 |
「わたくしたちも、
この流れに乗りましょう!」
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二人は海中で、ふんどしをはずした。
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小林 |
「クラゲが股間に
すい寄せられてきたな」
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北小岩 |
「わたくしの方もです」
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小林 |
「はりついた」
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北小岩 |
「わたくしも」
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小林 |
「むっ?
うぉ〜〜〜!」
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北小岩 |
「ちんちんが
しびれる〜!」
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師弟には、100年早かったようです。 |