井の頭公園へと続く明るくにぎやかな通りに 突如あらわれる黒い異空間‥‥。 今回僕が訪れたのはそんな場所でした。 知る人ぞ知る、JAP工房。 アトリエへと通していただいた僕の前に、 代表の川上登さん(42)は、笑顔でご登場。 「ほんとうに、僕で、いいんですね?」 そう念を押すと、川上さんは作業台の上に 高さ約4センチの物体をコトリと置くのでした。
第7回 ガイコツはカワイイ
彫金や革加工の技巧を駆使して 斬新な装飾品をつくりだすJAP工房。 その主宰者、川上登さんのご活躍は、 以前より知人から伝え聞いておりました。 作品のテイストは、 幻想的で、近未来的で、蠱惑的で‥‥。 例えば、聖飢魔IIの衣装。 あれはずっとJAP工房の仕事でした。 圧倒的な技術と、きわだつアイデア。 僕は驚かされ続けていたのです。
そのとき、けたたましい電話の呼び出し音が。 鳴っているのは山下の携帯電話。 電源を切り忘れていました。 当然、すぐさまOFFです。
JAP工房の魅力にもっと触れたい方は、 ぜひショールームを訪ねてみてください。 JAP工房のHPはコチラ。 http://www.jap-inc.com/
遠方の方も、ご心配なく。 密度の高い強力な作品集が出版されています。 「THE JAP GUILD WORKS」 (Amazonでの購入はこちらからどうぞ)
Special Thanks 根付、ピンブローチ、アクセサリー 黒バックの写真撮影 Photographer 加藤アラタ
2004-01-21-WED