<富士山に登ったよ〜の巻>
よっ!日本一!!!!!!!!
あたしたちさ〜、やっちゃったよ〜??
いよいよニッポン1になっちゃったよお?
ナンバーワンだわよ???
すごいっしょ?すごいっしょ???
がんばったよ〜。マジで。がんばりました!!!
あんね、あんね・・・
日本一高い山で有名な『マウント富士』に登ったのです!
そして、頂上の日本一高い地に
この二本の足で立ったのですの!!!
ほんっと、最高だった。
みんな、登った事あるかあ??
ナイ方は登った方がいいですぜ、親分。
アレは、絶対的に。登るべき!!!
そもそもなんで登ろうと思ったかっていうとね、
ん〜なんて言ったらいいかなあ。
いわゆる『ノリ』?みたいな??
だって、日本一高いんだよ?
登りたいじゃん!
制したいじゃん!!!
行っとかないと。って事で登ったのよ。
不純な動機っぽいけど、ずーーーーっと思ってた事なのよ。
「いつかは登ろうね!」
って。
で、今年の夏がちょうどいい機会だったわけ。
八月のはじめくらいだったかなあ、
まずみんなの予定を聞いて、日取りを決めたの。
富士山登山について、なんの知識もないから、
とりあえず、2泊3日あけとこう。って事で、
8月の22,23,24日に決めてたのよ。
で、折角だから1合目から登ろうぜい!!!って
言ってたんだけど、色んな人に
「無謀だ」宣言されて、泣く泣く
ベタに5合目から登る事になったわけ・・・。
じゃんねん。
で、ウチらのことだから
ホントにギリギリになるまで動き出さなくて。
まあ、前々から知り合いとかに
「富士山登ったことある??」
とか情報収集はしてたんだけど、詳細は全然でさ。
でも、途中で、2泊もいらないって事がわかって、
じゃあ、23,24日にしようって、仕切なおしてさ。
口では「自然をなめたらあかんぜよ」とか言いながら、
誰も動き出そうとしなくて・・・。
まあ、そこがお子ちゃまなんだけどもね。テヘッ。
で、なんと調べはじめたのが前々日!!!!!
あちゃーでしょ。
前々日、ザカちゃんとまちゃりーんぬが
インターネットでいろいろ調べてくれて。
んで、
「今いろいろ調べてたんだけど、やばいよ。
コースの事とか、宿とか、色々決めないとやばいから
集まって話し合った方がいいよ」
って、まちゃりーんぬから電話かかってきて。
「じゃあ、みかんちゃん家に集合ね」
って事で。
集合して。
(ちー坊が伝達ミスで集合できなかたの。
かわいそうなちー坊・・・)
ザカちゃんとか、しっかり者だから
ちょっと苛だちを覚えるくらいの勢いで、あせってて。
そこで話し合われた事は
・どのコースから行くか
・何合目で宿に泊まるか
・持ち物
・バスは前日の夜中出発か、当日の朝出発か。
など・・・
で、えんまちゃんとかあたし、ちー坊は
「一合目から登るのを諦めたんだから、
上級者コースでいきたい!!」派で。
あとの、みかんちゃん、ザカちゃん、まちゃりーんぬは
「それは、やばいよ」派で。
エンマちゃんなんかひどくって、
「あたしはみんなが初級コースなら
1人ででも上級者で行くよ!
そうじゃなきゃ登る意味ナイもん!!!」
とか言ってて。
「6人で登らなきゃ意味ナイよ!しょうがないよ!!」
ってアタシが言ったり。
ちょっとコドモの喧嘩っぽくなってさ。
で、次の日。いわゆる、決戦前日に
みんなで必要なモノを買いに行って。
あたしは午前中用があって、午後参加だったから、
みんなに頼んであたしの分まで買ってもらってさ。
その時買ったのは、酸素ボンベ、
酸素10倍水(なんでも酸素が10倍入ってるらしい
ミネラルウォーター)、
頭につける懐中電灯。
必要な人は登山靴。
で、あたしは買い物に参加できなかったから、
靴とかなくて。
前日の夜になってから、
おとんに呆れられながらも買っていただいたりしてさ。
かっぱとか借りたり。
とりあえず、色々ってゆーか、全て借りて。
んで、あたしも準備万全になって、
さあてあとは寝るだけ!っと思ってたら・・・
前に調子のって、
「じゃあ、あたし“しおり”作る!」
って言ったのをみんなに言われて思い出して・・・。
パソコンで作ろうと思ったら
インクカートリッジがなくて、全て手書き。
ホントひどいくらいなハンドメイドのを作って。
んで、2じ位に寝て、朝8時15分に新宿集合の、
8時45分出発のバスでゴー!!!!!!!!
バスに乗ってる人たちは、ナゼかやけに軽装で。
うちらとか比べモノになんないくらい・・・。
ホント、あんたも富士山登るの?て感じ。
「あの外人、富士をなめすぎ!」
とか、知ったかぶっちゃってさ。うちら醜い醜い。
バスの中はもちろんみんな寝て行って、
いざ五合目に到着!!!!!!!
いいお天気!登山日和とでもいいましょうか。
みんなちゃんと予習してあるから、
五合目に着いてすぐ出発じゃなくて、
薄い空気に慣れるために30分以上くらい体操したり、
ご飯食べたりしてならして。
その時に、各々の係りを決めたのよ。
まずは、総合リーダー決め。
これは推薦方式にして、結局ザカちゃん。
エンマちゃんは立候補で「応援リーダー」。
みんなを応援するの。そのまんま。
みかんちゃんは「思いやりリーダー」。
これはね、トイレに行きたいとか、おならしたいとか、
恥ずかしい事があったら、
みんなみかんちゃんに耳打ちするの。
すると、みかんちゃんが、
的確なアドヴァイスをしてくれるのよ。
「あのさー、トイレ行きたいんだけど・・・」
「じゃあ、後で行きな」
とか。重要なリーダー。
まちゃりーんぬは「癒し系リーダー」。
まちゃりーんぬを見れば、みんな癒される。っていう
わけわかんないやつ。
ちー坊は「山隊長」。
みんなよりも、ガイドブックを読み込んでるから、
山の事ならなんでもちー坊に聞くといい。
あたしは「サブリーダー」。
仕事、何にもなし。
こんな感じでまとまって、ひとりづつエンマカメラに
向かって、意気込みを言ってって。
そろそろ慣れてきたところで、お店で杖を買って。
12時50分頃いざ出発!!!
なんか、結局上級コースとか初級コースとかわかんなくて、
河口湖口っていうコースで行くことになって。
めでたしめでたしだったよ。
6人で力を合わせて思いやりながら登れるってわけね☆
始めは、ちょちょいちょい。でわりとすぐ六合目に
着いたんだけど、エンマちゃんが顔色悪くて。
もう酸素ボンベを吸いはじめちゃってさ。
キュウリとか食べはじめて。
ちょっとどうなることかと思った。
がんばって先頭きりすぎたのかなあ。
とか色々考えちゃってさ。
「先頭つらい?」って聞いたら
「先頭じゃないと、つらい!」
とか言っちゃって。
流石応援リーダー兼お調子(者)リーダー。
で、みんなも酸素とか吸っといて、
一休みしてから再出発!
なんかやっと山っぽくなってきて、岩とかね。
結構休み休み。あわてずにゆっくり行って。
ちょこちょこ休んでチョコ食べて、体力回復(?)したり。
で、七合目には結構早く着いたんだけど、
七合目から八合目は、六合目で配ってたガイドチラシ
みたいなやつにも、100分って書いてあってさ・・・。
なかなか遠い。
道もつらいし、酸素もどんどん薄くなっていくし。
まあ、七合目から八合目には山小屋がいっぱいあるから、
山小屋前のベンチで結構休めるんだけど、
はしゃいで大声とか出しちゃうと、
小屋の中から人が出てきて、
「寝ている人がいるので、静かに!」
っていう貼り紙を指さして
「静かに!!!!!!!!」
って注意しに出て来ちゃったりするんだよね。
なんか、高校とかで自分のクラスは自習の時に、
ちょっとはしゃいで廊下とかベランダに出たら隣の授業中の
クラスから先生が出てきて怒られる!みたいな感じ
だったよ。わかるっしょ???
で、七合目あたりの小屋だったかな???
そこで、我らが☆キムタクさんの写真が貼ってあって、
下に、『ボンベ買ってね!』みたいな事が書いてあって。
ついつい立ち止まって、ちー坊を呼んで、
二人で見とれて、はしゃいでしまったよお!!!
前に、スマスマの罰ゲームで登った時のやつね。たぶん。
それ見て、元気になったんだけど、
はしゃいでむしろもっと疲れた。っていうウワサも
なきにしもあらずだけど、気にしな〜い。
でも、マジ元気になれたよ!!!
「彼もがんばったんだから、がんばろ!」
って感じにね。
ああ、思い出しただけで元気になる!
おバカだなあ。おほほ。
そうこうしてるうちに、なんとか八合目に着いてさ。
もう結構日も落ちてきてて、暗くなってるんだけど、
ウチらが予約してある小屋は小屋の中で一番
高い八.五合目にある『御来光館』っていうところでさ。
そこに泊まれば、次の日が楽だから。って事で、
そこにしたんだけど、それがまた八合目から遠いんだわ。
ラストスパートつらいつらい。
休みの回数も自然に増えるし。
酸素補給も多くなる。口数も減る。
でも、みんな思いやり合ってさ。
嗚呼、青春。
青春最高!!!!!!!!!!
・・・なんかあたし『青春バカ』みたいで、
突然恥ずかしくなっちゃった。きゃはっ。
で、19時まえくらいだっったかな???
やっとこさ、宿について。
他のお客さんはもう仮眠モードでさ。
静かに、カレー食べたりとかして。
頂上ではがきを書こう。と思って、はがき買ったり。
で、次の日の準備をして、寝ましたねん。
次の日の予定は、3時前起床。
で、3時過ぎに出発で、5時までに頂上着いて、
御来光を見る。
さあてがんばるぞい!!!!
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