<女子校と大学の間の時間>
「タイトル」変わっちゃったんだよね。
このまま連載つづくと「ぼーっとした奥さま」になる?
なるのかしら? 「ぼーっとしたお婆さん」とか?
それもいいわよねぇ。おほほ(入れ歯笑い)
おげんこ???
あたしは、桜咲く心地よい
けど花粉がすごかった4月某日に
都内のT大の入学式でしたよ。
ほほっっほほほほ。
なんか、大人だねえ。制服着ないってさ。
さみしいさみしい。
昨日は桜キレイだったなあ。
また今年もお花見行ったのよ〜〜〜。
でも、その話はまたの機会にね。
今日はあたいの春休みについて、話しちゃうぞお!!!
あたいは、春休み2つ旅行をしたのねん。
ひとーつ。
仲良し6人組で、1泊だけど富士山の麓の方へ。
始めは、普通に旅行会社に置いてある
「卒業旅行」のパンフレットを見て、
なるたけ安く、且つ、何かいい特典つきのやつは
ないかな〜って探したら、あったあった。いい特典がさ!
夜ご飯がしゃぶしゃぶか、すきやきどっちかの食べ放題。
ってやつが!
もう、これしかないだろおおおお。
ってことで、その宿に電話かけたら、予約いっぱいでさー。
しょうがなく、別のを、
みかんちゃんがインターネットで探してくれて。
ソレの夜ご飯は、フルコースのディナー付き。ってやつ。
しかも、富士急ハイランドの横にあるホテルで、
富士急のフリーパスがパックのお金に含まれてて、
朝御飯もついて、プールもある!!!
しかも、ちゃんとしたきれいなホテル!!!
なんとステキなパックでしょう〜〜〜〜〜〜〜!!
これに、行ったのよ。
夜は、洋食のフルコース。
プールも行きました。
富士急行きました。「FUJIYAMA」3回乗った〜ん。
絶叫系苦手なちー坊が、がんばって2回も乗ったし!!!
よかったよかった。
夜は、もちろん語りなわけだけど、
みんなで部屋に付いてた浴衣着て
(私は絶対的にお腹が冷えると思って、ジャージ持参したのよ、
用意周到!!!)、真夜中のホテルを徘徊。
そして、1階のラウンジで夜を徹した。
新聞読むしかすることがないくらいヒマそうな警備員さんを
後目に。色んな話をしました〜。犯罪の話とか。
これから大学に入るにあたって・・・。とか。
そんなこんなで、一つ目の旅は1泊とは思えないほど
濃く過ごせたのでしたっと。
ふたーつ。
また6人で行きたかったんだけど、
みんな学校が始まったりでさー。
まちゃりーんぬと、えんまちゃんと、あたしの
3人になっちまいました。
ちょっぴり、寂しいけどがんばろう!ってさ。
どんなかのかってえ???聞いておどろけ。
「青春十八切符」っていう、
鈍行の電車しか使っちゃいけなくて、5日乗り降り自由。
っていう切符の旅さ。
そして、お金のない元高校生として、背伸びをしないで、
チープに生活をする。っていうね。
主な持ち物は、1999年の各自の誕生日にもらった分身。
えんまちゃんは、赤ん坊のホルちゃん(ホルテンシア)。
まっちゃりーんぬは、2,3歳くらいの外人の女の子の
サッシーちゃん。
あたしは、抱き枕のシミラー。
と、
各自学校ジャージ上下と、制服のネクタイ。
ジャージは、防寒にもなるし(見た目は気にしない!)、
どっかに泊まるときは、パジャマにもなる。
ネクタイは、どっかの川とか海で、3人のを結んで流す。
いわゆる「白線流し」ならぬ
「えんじネクタイ流し」をしようってことでね。
まず、どこに行くか。
とりあえず5日間だから、九州までは行けるだろうと。
でも、うかうかしてると行けなくなっちゃうから、
気をつけようと。
1日目はまず行けるところまで行くっていうのが目標。
早速みどりの窓口に行って、
なんだかやる気のなさそーな窓口ギャルから、
切符を買って、ご相談。
「すみません、今日中に九州に行きたいんですけど・・・」
「あー、絶対ムリ」
ってキッパリ、ハッキリ言われて。
「今日は・・・行けて大垣、ですねー」
「え?大垣って???」
「岐阜の先でーーーそこから、夜行が出てますから、
それで、朝までにはもうちょっと先に行けますよ」
「あー、はい。ありがとうございました」
ちょっと、ショック。
もう、出鼻をくじかれたって感じね。しょんぼり。
で、とりあえず、その大垣目指して、
レッツ
ゴーーーーーー!
電車に乗る前に駅のコンビニに行ったんだけど、
そこから私たちの節約旅は始まって。
お菓子は1人一品限り!とかね。
で、電車に乗って。ゆらゆら。ゆーっくり。
んで、電車の中で行き先を決める話し合い。
やっぱり日本人として、広島で原爆ドーム行くべき。
で、本場の広島風お好み焼きを、食べる!!!と。
九州は、長崎ちゃんぽんも、博多ラーメンも食べたいけど、
たぶん長崎まではムリだから、博多ラーメンだけで。
で、京都でおいしいもの食べて、ゆったり観光とか
したいねぇ。
なんていう、話し合いがされて。
とりあえず、2日目に博多でラーメンを食べる。
ってことが決まったわけでした。
話し合いをしてわかったこと。
「実はこの旅は、『食の旅』だった」って事。
そして、電車乗って、降りて、
次の電車に乗って、降りて。の連続で。
途中浜松で、夜ご飯買わなきゃってことで降りて、
お弁当屋さん行ったらもう閉まってて、しょうがなく
浜松のロッテリアでご飯買って。
結局大垣に着いたのが夜の22時すぎ位だったかしらねぇ。
そして、夜行の時間を駅のおじさんに聞いたら、「ない」
って言われちゃって。
今日2コ目のしょーーーっく。
ありゃりゃ、どうしましょ。どっかに泊まるしかないね。
ってことで、おじさんに聞いたら、
駅から2分くらいにある民宿に電話をしてくれて。
「3人で9000円でいいってよ、それでいいかい?」
「あ、はい!!!」
一安心さ。
それで、おかみさんが駅まで迎えに来てくれるまで、
おじさんとうちらで、明日の予定をたてて。
朝一の5:32の始発で、いざ九州目指す!!!!!!!
と、いうことに。
駅のおじさんにお礼を言って別れてから、
おかみさんにもお礼を言って、民宿に到着。
6畳くらいの部屋で、3人でゆうゆうの部屋でね。
お風呂は家のみたいなやつで。
ぎゅうぎゅうしながら、入って。
2日目で、九州までいくぞ!と意気込みながら、
床につきましたっと。
2日目、おかみさんに5時に起こしてもらって
ドタバタとおかみさんに深く感謝して、
青春十八切符に2コ目のスタンプをおしてもらって、
始発電車に乗ったのね〜ん。
車内はもう、寝まくり。
終点については、あわてて起きて荷物持って降りて、
移動して、電車に乗って。みたいな。
で、途中でキヨスクで朝御飯購入。
またまた節約で、ひとり1コのじゃがりこと、
もうひとつ自由に何か。
体に悪そうでしょーーー。しょうがない。
チープにチープに。がモットーですから。
で、姫路でまた乗り換えがあったんだけど、
うちら寝まくってたから、もう姫路なのに
「あと1駅で姫路だね。もうちょっと、もうちょっと」
とか、寝ぼけたこと言って、電車の中で二度寝してたら、
隣のおじちゃんに
「あんたら、どこ行くの?」
って聞かれて、眠い眼をこすりながら
「姫路です」
って言ったら
「ココ、もう姫路やで!これ、折り返しちゃうよ」
みたな事を言われて、
「え〜!!!ありがとうごじゃいます!」ってお礼言って、
超超大慌てで降りたよ。
ほんと、あせった。
で、次の電車まで結構時間あったから、
姫路で、改札を出て。
実は、姫路に着いたころにはもうお昼位だったから、
駅の食堂みたいなところで、コーヒー飲んで、
たこ焼き食べて。
また電車に乗って、岡山を目指す。
途中、何にもないような駅で降りてみたり。
って言っても、トイレの為なんだけどね。
しかも電車が来ないから、
30分くらいホームでまったりしてたり。
で、岡山から、広島目指して。
その途中、倉敷に住んでるらしいおばさんと
相席で仲良くなって、「倉敷自慢」を聞いたよ。
なんだかほのぼのだいねーーーー。
そして、広島から下関。
下関から小倉。小倉から博多へ!!!!
22時くらいに博多に到着!!!
博多の駅は熱い!!!
ストリートミュージシャンが多い!!!!!!多すぎる!
「いいねぇ」
なんて言いながら、道行く人に
「らーめんとかの屋台がいっぱいある所ってどこですか?」
「え〜っと・・・中洲ですね」
地下鉄で、中洲川端へ。
なんだか、新宿歌舞伎町みたいな所もあって、ドキドキ!
またまた道行く人に
「おいしいらーめんやさん知ってますか?」
とか聞いて。
OLが、「一蘭」っていうらーめん屋さんを教えてくれて。
そこはすごく有名で、たくさんの有名な方々の写真やら、
サインがあったよ。その中になんと!!!
我らがあみーゴのサインがあるじゃあないですか!!!
「わ〜、先越されたね。ちきしょう!」
とか、訳わかんないこと言いながら。
で、調子に乗って替え玉までしちゃって。
すごいおいしかった!!!
本当に感動した!!!!!!!!!!
しかも、なんかすごいこっだわりがあって。
席がひとつひとつ仕切られてて。
カンニングできないようになってんの!
おどれえた!
この旅で、一番イイモノを食べた。と思ったけど、
どっちにしても、ジャンキーだよね。
しょうがない。
そんなんで、体壊すほどヤワじゃないぞおお!
ところが!!!
まちゃりーんぬがちょっと、胃痛を訴えはじめた・・・。
やばい。
食後、道でちょこっと休憩して。
ちょっと、回復したから
お腹いっぱいだけど、
餃子を探したよ。
我々、餃子の事を思うと夜も眠れないくらいに、
恋しちゃってるからねぇ・・・。むふふ。
で、一口鉄鍋餃子の店を見つけて、入ってみた。
大荷物抱えて。
店員 「先に、お飲物のご注文は?」
ウチら「え!」
ウチら「(小声で)どうする?どうする?金ないよ」
ウチら「(小声で)いいよ。こんな所で金使ってられない!
水でいい。水で」
ウチら「(普通の声で)水ください」
店員 「は?」
ウチら「お水じゃあ、ダメですか?」
店員 「あー、はい。お水でよろしいですね」
気まずかった〜〜〜〜〜〜〜〜。
店の、おばさんの目とかこわかったもん。
すごくにらまれた〜。
しかも、注文は餃子ひとつしか頼まなくって。
でも堂々と。コッチは客だぞ。と、威厳を出して。
でも、餃子おいしかった。
でも店員の視線がピリピリ痛くって。
なんか居心地悪くってさ〜。
食べ終わってからそそくさとお会計へ。
こわかったけど、勇気出して
「おいしかったです」
って言ったら、レジの兄ちゃんが
「あ、ありがとうございま〜す。にこり」
なんだ、いい人なんじゃ〜ん。ハラハラした〜ん。
「あ、ひとつ聞いてもいいですか???」
何言われるのか??こわい!と思ったら
「それ、何ですか?」
なんと、あたしの抱き枕シミラーのことではないか!!!
「ああ、これ抱き枕です」
「あ〜、そうなんだ〜。何かな〜と思ってたんですよ〜」
とか言われて。
ジロジロ見られてたのは、コイツ(シミラー)の
せいだったのね。
ほっと一安心。
そして、街に出てから、宿を探してたんだけど、
高かったりで、しょうがなくファミレスかなんかを
探す為に、地元の若者に聞いてみたら
イマイチな情報で残念。(ソーリー博多のヤング)
そして、去り際に
「どっから来たの〜?」
「東京です」
「え〜!東京!!東京???」
なんて、変な会話をかわして。
街を彷徨って、宿探したけどなくって、仕方がなく
1泊200円ですんでしまう、あさ4時までやってる
モスバーガーで、一夜を明かすことに。
で、店員さんに隠れながら携帯の充電して。
始めはコソコソ、後々堂々とトランプやって。
ほんんと、もうしわけなかったわ〜〜〜。
200円しか払ってないのに。
そして、交代で寝て荷番などすることに。
私以外の二人がすごく眠そうで、
私はだいじょうぶだったから、
心を広く、「寝ていいよ、起こすから」なんて
言ってしまったが最後。
1人で本読んでても、眠くなってきて。
内容がイマイチ頭に入ってこない!!!
これはやばい!
友達を巻き込んで、電話したりして。
なんとか、持ちこたえて。
みんなを3時半に起こして、支度して。
3人で駅に向かいましたよ。
駅には、またせつないミュージックを奏でる
ストリートミュージシャンがちらほら。
せつねぇなぁ。
そんなこんなで3日目幕開け!!!
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