GIRL
ぼーっとした女子高生通信。

<座高はナゼ測るのか?の巻>

この間、身体測定を前にして、突然わき出てきたこの問題。
今まで考えたコトもなかったし、素直に測られてたけど、
『座高』って、全然測る必要ないじゃん?
まぁ、「私は、身長にしては座高が低いから足が長いぞ。」
とか、
自慢になるヒトはまだいいけど
(って言ってもたいした自慢になんないけどね・・・)。
測って数字に表すコトによって、
不快になるヒトだっているわけじゃない。
お尻が厚いとか、足が短いとか。
ただの侮辱かい?ってコトで、
学校の保健の3人の女の先生に聞いてみたんだ。

まずは、
1番若い25歳位のかなりサバサバしてる、
体育会系の先生。
「あー。なんでだろうね?
背骨が曲がってないかとか見るんじゃない?
わかんない。たいした意味はないと思う。」

そして、30代のSMAP草なぎ剛さん似の先生。
「ん~。統計的にとって
学校の机の高さとか決めるんじゃない?」

最後は、30代のドスンとした迫力満点の先生。
すごくたくさん話してくれて、熱く語ってくれました。
チャイムが鳴ってもしゃべってたもんなぁ。
その先生が言うには、確かに必要ナイとは思うけど、
その問題については結構色々とあって、
『胸囲』も最近は測らなくなったんだけど。
一応胸囲は胸の骨の発達を見るために測ってたんだけど、
それは日本の食があんまり良くないときには
必要だったかもしれないけど、
今はそんなことないからさぁ~。
(桃井風味)
だから、学者
(何のかはイマイチわからないんだけどっ。)達が
話し合って廃止したらしいのさ~。
(桃井風味←これって、
あんまりやりすぎると友達いなくなるよ。
あまりにしつこくって。要注意!!!)
『座高』も廃止してもいいんだけど、
世界でこんなに定期的に身長とか色々測る
習慣があるのって、日本だけなんだと。

じゃから、測り方も他国と比べて、
かなり上手いらしいよ。ひゅ~~~~~。
やっるねぇ、日本も。捨てたもんじゃないよ。

だから、それが逆に「世界遺産」
とも言えるんだってさ。
だからキッパリと「要らない!」
とは言いにくいらしい。
その例のわけわかんない学者達は
結構年輩のヒトで、
そのヒト達が「必要だ。」と
判断して残してるわけだから、
その学者達が(縁起悪いけど、)いなくなれば、
廃止になるかもしれないって。

なるほどね~。あまりの深さにびっくりよねぇ。
それにしても日本の測定技術がある意味の
「世界遺産」なんて、
まぬけだよね~。
あんまり、堂々と胸の張れるような
自慢じゃないところが、
日本のいいトコロなのかもね。
とか思ってみたりしたけど。

もしかすると、私のこどもが
学校に通うようになる位の頃に
は、『座高』っていうモノがなくなってるかもめ。

今回はちょっと、お利口になった気分だわ。
もっと、そんなような「なんで?」
っていうコトってないもんかねぇ~~~???
探してみようっと。

ふ~。

1998-10-12-MON

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