![]() |
ボサノバをつくった男。 ジョアン・ジルベルトが日本にやってくる! |
ほぼ日枠で行ってきました、ジョアン。その3 ほぼにちわ。 まだまだ届いています。ジョアンのコンサートの感想。 きのうの「今日のダーリン」で糸井重里が 「みんなが魔法にかかったようでした。 ぼくも、なにが起こっているのかつかめなかった。 ジョアンさんの声とギターに、 どこかに連れていかれてしまいました。 なんだったんだろう、あの体験は」 と書きましたが、 たぶん、みなさんも、同じ気持ちだと思います。 あの体験をなんとか言葉にして、 永遠にとどめておきたいと、 メールをくださるのだと思います。 いただいたメールは、まとめて、 コンサートを主催した宮田さんたちに届けますね。 「ほぼ日枠」で見てくださったかたからの多くは、 ボサノバも初体験、ジョアンの存在も知らなかった、 という人も、たくさんいました。 そんなみなさんに、宝石のような時間を 味わうきっかけをつくることができたのだとしたら、 ほんとうに、よかったです。 では今日もメールを紹介します。 おもに、東京公演の最初の2日間のメールです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ![]() 夢だったんじゃないだろうか…と今でも思います。 難しい理屈は分からないけれど、 ジョアンが歌い出した途端に、 涙か零れそうになりました。なぜだろう…。 あんなに大きな広いホールにポツンと座ったジョアン。 数千人の観客が一斉に耳を澄ませて一音も聞き逃すまい、 とする瞬間。するすると紡がれるギターとジョアンの声。 演奏の間中、心地好く心の底がくすぐられているようでした。 二日たった今でも、コンサートのことを思い返すと、 心がぽわっと温かくなります。 一生忘れられない夜になりました。 色々な人に、「ありがとうございました」を言いたいです。 (かおり) ![]() ここ数日、仕事であまり寝てなかったのですが 癒された、というのではなく 脳が活発に動いてる感じなのに疲れない(?)。 表現に困ります。 コンサートの帰り、仕事のことを思い出そうとしても 頭に仕事のことが帰ってこない。 それでも焦ることなく、 しばらくはコンサートの余韻をそのままに 笑顔で帰りました。 (あるちう) ![]() 実はほとんど彼のことを知らなかったし、 CDも聞いたことがなかったのですが、 ほぼ日を読んで、これは聞きたい、と 思ったのでした。 で、いやぁ〜〜〜〜スゴかったです。 ジョアン(となれなれしく)の声って、 楽器みたいですね。というか、 あのジェントルな声が ギターと共鳴するとまるで楽器のように 奏でてる、って感じになるんです。 ぐっと入っていった時の 共鳴ぐあいって何か知らない世界でした。 ギターも音にというか、 リズムに陰影があってびっくり。 あれはいったいなんなんでしょう!! 双眼鏡で歌ってるときの顔を見ましたが、 なんだか幸せそうで、こちらもうれしく なってきました。至福の時、あ〜よかった! (オクー) ![]() 生まれて初めて、こんなに心地よい コンサートを体験しました。 耳で聴くだけの機能しか使わないって すごいことだなぁと思いました。 自分が、耳だけになったような気分でした。 心地よい眠りに誘われるようで、 「もったいないけど、こんなに心地いいならいいや」 と何度も思いましたが、結局寝ませんでした。 リラックスしきっていて、とても幸せな気分でした。 演奏者と私と世界に二人きりしかいないような感覚で、 まるで彼が私のおじいちゃんで、田舎に遊びに行って、 夜更けに団欒しているような気持ちになりました。 おじいちゃんとは言葉が通じないんだけど、 音楽があれば大丈夫。 愛してくれていることが伝わってくる。 そんな気持ちになりました。 (すうじぃ) ![]() 娘と一緒に参りました。 素晴らしい時間を過ごすことができました。 ジョアンさんのギターと歌の時間の中にいられた、 このことが、なんだか夢の中にいたようで、 今もとてもしあわせな気持ちに満たされています。 娘も同じ気持ちだったらしく、しみじみしていました。 アンコールの拍手を続けながら、 このままアンコールが無くてもいいけれど、 もし、まだ聞かせてもらえるんだったら しあわせだな、なんて考えていました。 そうしたら、また、聞かせてもらえて。 終わりのほうでは涙がでてしまいました。 ほんとに、ほんとに、しあわせな時間を ありがとうございました。 (むうう) ![]() 妹と一緒に見に行ってきました。 CDでテレビでコンサートで、 いろんな音楽を聴いてきたけれど、 あんなに音に集中したことはなかったな…と思いました。 広い空間で、たくさんの人が息を潜めて ジョアンの声とギターに聴き入っている。 その声はCDで聴く40年前のものと全然変わらなくて、 本当に「素晴らしい」としか言いようがありません。 いつか絶対ブラジルに行って、 ジョアンと同じ空気を吸い、 同じ景色を見たいと改めて思いました。 DVDが出たら買いたいけれど、 あの瞬間のことは心の中にだけ 留めておきたい気もします。 (晴代) ![]() お疲れ様でした! よくぞ来て下さいました。 貴方の人生を想って (若くはない私のこれまでをも想って) 聴きながら何度も泣きました。 あれから毎日、仕事中も走り回りながら 心の中で歌っています。 貴方の音楽が大好きです。 これからも永遠に永遠に聴き継がれることでしょう。 ぜひぜひぜひまた帰って来て下さい。待っています。 ありがとうジョアン! ありがとう! (石橋) ![]() 一人で行かせていただきました! 本人が遅れてくる事を予測して 読みかけの浅田次郎の「シェラザード」を読みつつ 待っていました。 本人が到着して緊張して聞き始めたのですが 次第にリラックスして彼の魔法にかかってしまいました。 あんなに身体の力が抜けるコンサートは初めてでした。 ジョアンの音楽は私の身体を魂から癒してくれたようです。 次の日一日中、身体が軽かったです。 ジョアンの演奏じかに体験できて、しあわせでした。 (こだまちよこ) ![]() ジョアンが重ねてきた日々を想像すると、 同じ場所にいること、 ここまで来てくれたことだけでも感動です。 聴きながら、これまでにあった人たちや出来事を 暖かい気持ちで思い出しました。 愛情みたいなものを感じたからかも知れません。 (摂) ![]() 演奏が中断したとき、 彼の頬に「ツイ」と流れたのは涙だったと思います。 客席見えているよね・・と思うと、 こちらも「素敵だよ!」と言う気持ちを 満身に込めた拍手! でした。 公演後に掌に青あざが出来ておりました。 でも、楽しかった、会えて良かった。 素敵なひと時をありがとう。 (さぁら) ![]() ジョアン・ジルベルトの公演聴いてきました! ジョアンのステージは、やはり素晴らしかったです。 ほとんど休憩も取らず、 次から次へと曲を演奏していくジョアン。 曲目は、そのときの「感じ」で決めているのかな、 なんて思いながら、 ジョアンが生み出したボサノバという音楽を、 充分に味わって帰ることができました。 また、今日はステージの途中で、 確か「三月の雨」という曲のあとだったと思うのですが、 (自分がすごく好きな曲だったので) ワッと盛り上がる瞬間があり、その後拍手が鳴り止まず、 じっと数十分間、あの「待つ」時間が訪れました。 あの拍手は、やっぱりジョアンの演奏が 素晴らしかったから沸き起こったもので、 きっとあのとき、ジョアンはそれを 充分に受け止めてくれていたと思います。 そのあと、場が静まってから、 「ありがとう、日本」と言ってくれたと思うのですが、 こちらこそ、貴重な時間をありがとう、 と言いたかったです。 2時間半以上もの長いステージを 一人淡々とこなしていて、 本当にいいものを見せてもらったと思いました。 (わさび) ![]() 会場と完璧に一体となった 不思議で、とてもしあわせな時間が流れて ただ、ただ、ジョアンさんの音楽に身をまかせていました。 終わったあと、気持ちの良さと、ほんわりとした感じ、 うん、しあわせとしか言えない感じが残って それは今も続いています。 まさに「味残りのするステージでした」 あの、ささやくようなんだけど 歌詞がちゃんと聞き取れる歌い方は すごい技術がいると思うし ギターも、どうやってあの音を出しているんだろう?? ってくらいいろんな音が出ていて、 素晴らしいなぁと、ため息がでちゃいましたが そんなことより、何度も言っちゃいますが 「気持ちよかった」 そのひとことにつきます。 ボサノバなんて、ぜんぜん聞いたことがないわたしでも 心から楽しめました なんだか、興奮してうまくまとめられないけど 本当に素敵で気持ちよかったです。 (ふじた よしこ) ![]() 極上の歌声と薄暗い会場、 スポットライトをあびるジョアンを 上から見下ろしていたら 「天国ってこんなところなのかなあ」 と思いました。 まるで自分が死んで、ふわふわ浮いて、 神の歌声を聞きながら 永遠に心地よく暗闇の中にいるような気分でした。 本当に素晴らしい時間をありがとう、ジョアン。 よかったらまた聞かせて下さい。 まだ感動の余韻でぼーっとしています。 (横浜のまな) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ みなさま、どうもありがとうございました。 また次回! |
このページを読んでの感想や、
ジョアンへのメッセージは
メールの表題に「ジョアン」と書いて、
postman@1101.comにお送りください。
2004-10-14-THU