昭和の初め、倉敷の労働科学研究所で
中国の饅頭（まんとう）を
日本人向けに改良したのが始まりで、
当時は全国で売られていたそうです。
当時からの酵母菌を受け継いだのは、
松山のここだけなんですって。
旅行でやってきた他県の年配の方は
「懐かしい！」と買ってゆかれるそうです。

味は、14種類あり、どれでもひとつ105円です。
保存料などを使っていないので、
日持ちはあまりしません。
食べる直前に電子レンジで温めるとふっくらします。
見た目はパンなのですが生地は甘みをおさえてあり、
腹持ちがよいのでご飯に近い感じです。
店構えや看板、包み紙のデザインも
心惹かれるものがあります。

お店で饅頭を包んでくれたのは
こちらに10年ほど勤めておられる門屋さん。
白いカッポウ着に、頭に三角巾姿でお店においでます。
門屋さんのおススメはチーズ味。
午前中ですと14種の味が選べますし、
電話をしておけば好きな味を
取り置きもしてもらえるそうです。
甘納豆もいろいろ並んでいます。
甘納豆も本店で炊いておられるそうです。
甘納豆って作るのに手間ヒマかかるものなんですよね。
豆を愛する私といたしましては、一押しです。

noma-nomaでは、
愛媛県の名産品みかんジュースはもちろんのこと、
季節の果物、その場で果物をミキサーにかけて作る
フレッシュジュースを楽しむことが出来ます。
このお店は青果屋さんが運営しておられるので、
愛媛県産のみかんをはじめ
新鮮な果物を詰め合わせて発送することもできます。
店長の佐藤名保子さんに
今の時期のお勧めジュースを尋ねてみると、
「洋ナシや葡萄」だそうです。
葡萄ジュースは一杯のジュースに
ほぼ一房（！）をその場でミキサーにかけてくれます。

この後、小さなざるで漉して
種や皮を取り除きます。
濃い紫色が目に鮮やかです。
甘く、でもさっぱりとおいしい！
季節ごとにいろんな果物が登場します。ぜひ一杯！

店長の佐藤さん。