日本の兄とメールやメッセージを
携帯でも気軽にできるようになったので
頻繁にしています。
そして、ある時「はい=Si」の代わりに
絵文字だけで送ってしまったとき、
兄が「なんでバンザイなの?」と。
それから兄には
なるべく絵文字を避けるようになりました。
顔文字を使い始め、そして
テクノロジーからかけ離れた私のような者でも
絵文字もかんたんに使えるようになりました。
文に感情を入れ込んだり、
内容をなるべくかたくせず、
なるべくネガティブな方向にしないように
和らげる役割として絵文字を挿入しますが、
最近、気を許すと
絵文字ばかりの文を送るときもあり
自戒しています。
送る方の気持ちをあやふやにして
相手に好きなように解釈してもらうのは
あまりにもあいまいな会話になるのでは?
とも思っています。
これは兄から学びました。
それでも、兄と通じる物がひとつあります。
「♥」です。
よくつかう「♥」は、
色や大きさ、動きがあるものなど、
多種を極めますが、
このマークが文末にあると
ほっこりとした気分になるのが不思議です。
このマークは絵文字開発がされたときの
始めの一歩だったと聞きます。
絵文字は日本から発信して今は世界に羽ばたき、
「Emoji」になり
世界の共通語になった感じもします。
それを使う時に
こちらではデジタル通信だけではなく
この「♥」を表情や身体表現で表すのが
日常的に行われているので
これをデジタルで見ても、
その人からキスが送られて来る
行動的な物がイメージ出来ます。
さて、日本人はこのマークを見てどうでしょう。
心の温かさが伝わってくるのでしょうか。
その人の心の持ち方が伝わってくるのでしょうか。
精神的な物が伝わってくるのでしょうか。
とりあえずは
「♥」=愛、Love Amore
なのです。
受け取る人がそれぞれ様々でも「♥」で
言い表せない情緒的な物でも行動的な物でも
受け取りたいと思う私です。
「♥」は直接的に訴えるホンワリする
カロリーあるマークなのだと思っています。
さて、今回のメニューは先日ブランチパーティに
呼ばれたときに出会ったパンケーキ。
あまりふっくらとさせていない塩味タイプです。
心をほっこりとさせてくれる
懐かしい味の物でした。
そして一緒に出ていたディップも楽しめました。
どうぞお試し下さいね。
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2種類のパンケーキとディップ
■材料
・小麦粉のパンケーキ
小麦粉:250g
ミルク:300ml
卵:2個
EVOオイル:25ml
ベーキングパウダー:4g
重曹:小さじ半分
リンゴ酢:小さじ1
塩:小さじ1
砂糖:大さじ1
バター:適量(焼くとき用)
・蕎麦粉のパンケーキ
蕎麦粉:240g
ミルク:300ml
卵:2個
EVOオイル:25ml
ベーキングパウダー:8g
重曹:小さじ1
リンゴ酢:小さじ1
塩:小さじ1
砂糖:大さじ1
バター:適量(焼くとき用)
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・ハムディップ
ハム:150g
ロビオラチーズ:100g
レモン汁:小さじ1
コショウ、塩:適量
EVOオイル:適量
パプリカ粉:適量
・チーズディップ
ストラッキーノチーズ:150g
焼きベーコン:2枚
山椒:少々
粉ペペロンチーノ:少々
・アボガトディップ
アボガド:2個
ニンニク:半分
レモン:1個(ハムディップで使った残分)
クルクマ(ターメリック):少々
・付け合わせ
焼きベーコン、ゆで卵、好みの生野菜:適量
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■作り方
(1)卵、ミルク、EVOオイルを混ぜる。
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(2)小麦粉とベーキングパウダーを
合わせてボールにふるいながら入れて、
砂糖と塩を加え、
そこに(1)を入れてかき混ぜる。
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(3)最後にリンゴ酢を加えて混ぜ合わせ
30分くらいねかせる。
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(4)蕎麦粉のパンケーキは
粉はふるいにかけず、
その後は小麦粉のパンケーキと
同様に生地を作ります。
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(5)生地を休めている間に
付け合わせとディップを作る。
卵はレシピ390のようにして半熟卵を作る。
ベーコンはカリカリに焼く。
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(6)ハムをサイコロ切りにして
ロビオラチーズ、レモン汁、コショウを入れて
ペースト状になるまで
フードプロセッサーにかける。
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(7)かたいときはEVOオイルで
好みのかたさに調整する。
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(8)コショウとパプリカをかける。
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(9)ストラッキーノチーズは
角切りにしてフォークで潰す。
ベーコンは手で割る。
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(10)ストラッキーノチーズに
ベーコン、山椒粉、ペペロンチーノ入れて混ぜる。
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(11)盛り付ける。
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(12)アボガドディップを作る。
ニンニクを入れる。
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(13)アボガドの実とレモンを入れて
ペースト状になるまで数秒回す。
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(14)盛り付ける。
色止めのためアボガドの種を入れて、
クルクマをかける。
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(15)パンケーキを焼く。
温めたフライパンにバターを敷き
弱火で焼く。
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(16)表面に穴が出てきたら裏返す。
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(17)裏面も焼く。
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(18)蕎麦粉のパンケーキも
同様に焼く。
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はい、出来上がりました。
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盛り付けましょう。
ゆっくりとするブランチ、
楽しい会話が弾みそうですね、
いろいろな味でお楽しみ下さい。
Buona pettito.
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※おまけ
余った分は冷凍にできます。
解凍した後グリルやフライパンで焼いて
温めてどうぞ。
フルーツと合わせたり、
ジャムや蜂蜜、メープルシロップなど
甘い味でもどうぞお楽しみ下さいませ。 |
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