レシピその56
魚介サラダ
〜“LA FESTA”(ラフェスタ)〜 |
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ミラノの街が本格的にクリスマス気分になるのは、
12月7日のミラノの守護聖の祝日から。
最近は早まりつつあるとはいえ、
ミラノの人達は7日から、
クリスマスの飾りつけをします。
スカラ座もこの日がシーズンの初日です。
家庭ではツリーや、キリスト生誕の場面を
テラコッタ製の人形で再現した
「プレセーペ」と呼ばれるものを飾り、
商店街はクリスマスの華やかさで一杯になります。
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▲この時期のみに見ることができる
スフォルツェスコ城の美術館にある
300年前のプレセーペです。
12月といえば、日本では「師走」。
私も例外に漏れず、家の中でも小走りで飛んでいます。
そんな忙しい中でも、毎年の年末の楽しみとして
参加していることがあります。
それは年に一度に行われる北イタリア日本人会主催の
“LA FESTA”(ラフェスタ)です。
祭囃子の音を聞くと、
いてもたってもいられなくなる性分の私です、
「祭りだ! 祭りだ!」のかけ声で集まる
ボランティアの人達の熱い想いで
13年も続いているこのお祭り。
ミラノ日本人学校で年に1回、1日のみ。
しかも、4時間しか開催されない祭りですが、
今年の動員人数は1700人にもなりました。
来場者の半分以上は日本人以外の人で、
日本の文化に興味のある人や日本語を勉強している人、
そして、ベネチア大学の日本語学科の学生達も、
ミラノから遠いにもかかわらず、毎年来てくれます。
お寿司、豚汁、焼き鳥、お弁当、綿菓子、
ヨーヨーつりの店やフリーマーケットが並び、
餅つきの実演や茶道や能の
デモンストレーションが行われます。
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その他にも子供たちの演技や、書道体験、
着物撮影‥‥などのコーナーが盛りだくさんです。
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▲「着物を着て写真を撮る」コーナ担当のお嬢さんです。
会場中をまわって宣伝をしています。
私と友人はふたりで、
“MERCATINO”(フリーマーケット)に参加しました。
日本に住むそれぞれの母達や友人にも協力をしてもらい、
日本をテーマに、手作りの物や着物などを売りました。
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▲「布どころ(KIREDOKORO)」と命名。
「キレイドコロ」と発音をまちがえる人もいて、
日本人の仲間から「綺麗どころだって」と
からかわれます。
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▲熱心に見て、選んでくれます。
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▲熱心な質問にとまどうときもあります!
こういうことでしたら、
疲れても、疲れること自体、楽しいことになります。
喜んでもらっていることを肌身に感じます。
「無理なく楽しんでやりましょう」をスローガンに
来年もできたらと思っています。
さて、今回のお料理は魚介類のサラダです。
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魚介サラダ
■材料(6人分)
たこ:足を4本
いか:1ぱい
エビ:250g(殻付きで)
ムール貝:500g(貝殻つきで)
レモン:2個
ニンニク:2かけら
トマト、セロリ、パセリ、赤ラディシュ
ケッパー、塩、オリーブオイル:適量
お好みでオリーブや鷹の爪も
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☆下準備
・ケッパー、パセリは微塵切りに。
・ニンニクは芯を取ってつぶす。
・エビに背わたがあるときは、背わたを取る。
・ムール貝はひげを取り、掃除をする。
・いかは皮を取り除く。
・セロリ、トマトは薄切りに。
・ラディシュは飾り用に見栄えよく切る。
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■作り方
(1)たこをよく洗い、
レモン1個を半分に切ったものと、
パセリの茎を入れたお湯に入れ、
弱火で30〜40分ゆでる。
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(2)ボールにパセリ、ケッパー、ニンニク、
塩、レモン汁(大さじ半分)、
オリーブオイル(大さじ6杯)を入れて
よくかき混ぜる。
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(3)セロリにレモン、塩、オリーブオイルで
味付けをしておく。
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(4)ムール貝は蒸し焼きにする。
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(5)エビはレモン1/2個とパセリ、
セロリの葉を入れたお湯でさっとゆでる。
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(6)(5)からエビを取り出し、
今度はそのお湯の中にいかを入れてさっとゆでる。
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(7)魚介類は熱いうちに切り、
ドレッシングの入ったボールに入れる。
エビの殻をむいているうちに、
いかが冷めてしまうので、
まずは、いかを切ってボールへ。
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(8)次に(1)のたこを熱いうちに掃除して
薄切りにしてボールへ。
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(9)最後にエビの殻をむいてボールへ。
エビが新鮮なときは、エビのみそも少し入れる。
ドレッシングと混ぜる。
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(10)いか、たこ、エビをボールに入れ終えたら、
ドレッシングとよく混ぜ合わせる。
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(11)ムール貝は飾り用に使うものには貝殻を付け、
後はむいて、ボールに入れて、
ドレッシングと、ざっと混ぜ合わせる。
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出来上がりです。
下にセロリやトマトをしいて、
その上に魚介をのせ
ラデッシュを飾ってみました。
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