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その2825 |
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ハロー、スーザン。
キミはジョークが好きだったな。
今日も、オリエンタルな国、ニッポンから
たくさんのジョークを仕入れたので送ろう。
そう、現地じゃ「言いまつがい」と呼ばれ
昔から親しまれているやつさ。
異なる言い方をすれば、それらの、
いくつかのかたまりである、
風変わりな会話や、ことばの失敗は、
あなたや、あなたの知人たちをもまた、
しばしば、さらに愉快な気持ちにするだろう。
それじゃ、最後までたのしんでくれ。 |
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アメリカに住んでいます。
以前、日本に一時帰国する時、
エレベーターのないアパートの3階から
超重いスーツケースを、
1人で持って降りなければなりませんでした。
2階までは行けたものの、もう無理と、
タクシードライバーに助けを求めました。
「Help me!」じゃ素っ気無いかと、
色々考えて出てきた言葉は
「May I help you?」。
バカ! 助けて欲しいのは私だろうが!
事情を察して助けてはくれましたが‥‥。
(アホネン) |
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アメリカ人の夫に
「清水寺」の話をしようとしました。
「キヨミズテンプル」のはずが、
なぜかテンプルではなく
「シュライン(神社)」が頭に浮かび、
しかし、実際に口から出たのは
「キヨミズシュリンプ(えび)」
でした。
夫には「食べてみたいねー」
とからかわれました。
(きっと京都の名産品) |
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フランス語のグループレッスンで、
夫の同僚は先生の
「ケルクショーズ」という発音を
日本語の「契約書」と聞きまつがい、
わかりやすいようにフランス語の中に
日本語をまぜてくれてるのか、
と思ったそうです。
そう笑いながら話す夫は、
「パン屋で買い物」のロールプレイング中、
先生に「アベックスシ?(他には?)」
と聞かれたのを、
「アベック寿司?(寿司も一緒に?)」
と聞きまつがい、
「私は寿司は買いません」と
きっぱり答えたつわものです。
(mochie) |
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フランスの郵便局で切手を5枚買おうとした夫。
「タンブル(切手)」が通じたのに気を良くし、
続けて片手をパーの形にして顔の横にあげ
5であることをアピールしながら
「サンク(5)」と。
にっこり頷く局員さん。
でも、出してくれた切手は1枚だけ。
いえね、局員さん、夫は、
英語で陽気にお礼を言ってる訳じゃないんです。
(発音まつがい?) |
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イタリア旅行に行き、
イタリア人家族のパーティーに呼ばれた時のこと。
何やら皆さん、ビュッフェスタイルで
おつまみに出された
生のハツカ大根を囲んで盛り上がってます。
どうやら「ハツカ大根の辛みが強い」とかで
感想を言い合っている様子。
どれどれと私もハツカ大根を一つつまみ、
確かに辛いので思い出せる単語で
感想を言ってみました。
英語と近い単語の多いイタリア語。
英語で「強い」は「ストロング」だから‥‥。
「ストロンツォ!(Storonzo!)」
そこで皆さんの硬い視線が一瞬私に集まり、
ニコニコしてハツカ大根を
かじっている私を見て苦笑い。
後から確認したところ、
「ストロンツォ」は
イタリア語で「糞ったれ」。
本当は「フォルテ」と
言わなければいけなかったみたい。
あぁ、ハツカ大根の糞ったれ。
(とと) |
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15年程前、
アメリカで日系旅行会社に勤務していた。
お客様の予約の確認で、
アメリカのホテルに電話した時の事。
予約確認が終わり、
最後にこちらの会社の電話番号を教えた。
番号は1ー800ー○○○ー3939。
そこで、なぜか最後の「3939」を
「Thank you、 Thank you」
と言いまつがった。
もちろん、th発音のお決まり、
舌を噛んだ完璧な発音だったと思う。
相手からの「Excuse me?」に
ハッと、間違いに気づいた。
(謝謝) |
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HAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人ってのはほんとに愉快だ。
キミも、こういうジョークを知っていたら
「投稿する」ボタンを押して送るといい。
たくさんのアーカイブを
読み返してみるのもいいだろう。
それじゃ、また、セバスチャンの店で。
幸運のコインをなくしても
まったく落ち込まずに財布のなかから
つぎの幸運のコインを選ぶジミーより。
PS:
叔母の編むセーターは
なんだってこんなに毛玉になるんだ?
イラスト:しりあがり寿 |
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2011-11-09 |
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