ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

273.相談の輪が回る。

おもしろいよー。
いま、ガンジーさんが、いわば「ほぼ日」における
ぼくの立場みたいなことやってるわけじゃないっすか。
実は面倒くさいこともいっぱいあるし、
同時になにかをやろうとしたときに、
読者にポンッと問題を投げかけられる。

読者のほうから、こんなことでどうざんす?
っていう提案も飛び込んでくる。

個人の執筆者という立場もたのしみがあるけど、
編集者的な面倒くささや、たのしみも、悪くないよねー。

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「これぞインターネットだぁ!」

相談を受けた者が相談ごとに詰まり
読者の方が助けてくれる。
というトライアングル現象が起きているぞ。
これこそ21世紀の問題解決法だね。
「3人寄れば文殊の智恵」はムカシの話。
今や世界の人々が一緒に考えることが出来る。

もう今日はゼネコンの丸投げ仕事だぜ。読んでけろ!

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こんにちわ。今日(第268の回)の相談について、
答えに悩んでいるガンジーさんへ。

この質問は”女”が答えた方が早いかも、と思ったので、
メールさせていただきました!

まず第一に、(自分の経験からすると)
“女”は失業すると、
きゅーーーーーーに“結婚”がしたくなります。
もう、そういう生き物なのです。仕方ありません。
しかも“仕事に目標をもって頑張っていたタイプ”
であればある程、その度合いは強くなります。

はっきり言って、
また“やりがいのある仕事”に就いてしまえば、
“あんなに結婚したがった自分が恥ずかしい・・・”
ってなことになる可能性大!!な訳です。

つまり、この方は“仕事も家庭も両方ゲットしたい!”
と言いながら、
“仕事はダメになっちゃったから
 一刻も速く家庭をゲットしなきゃ!!”
という思考になってしまっていると思うのです。
あせっているのです。
これでは、31歳研究員の彼が頭に来て当然です。
同情します。
だって彼女は”自分の利益”だけしか考えてないんだもん。

(でもこれって20代後半~30代前半の未婚の女性なら
 誰もが通る道でしょう。)

彼女がほーーーーんとうに“仕事も家庭も両方ゲット”した
人生を送りたいのなら、
今って、真剣に“人生をかけて追求すべき仕事”を
模索するいい機会なんではないでしょうか?

今、それに真剣にとりくまないで、
無理矢理誰かと結婚したとしても、
“専業主婦”では彼女は満足しないわけでしょう?

(ここで、“夢は専業主婦よ”って人なら話は別ですが)

ここで頑張って、仕事面でのステップアップができれば、
自信がついて、絶対に人生が開けてくると思いますよ!

そういう風に自分が変われれば、
今の彼にも、もっと深い
愛情を感じられるようになると思うし、
案外、“自然と結婚してた”って感じで”
仕事も家庭も両方ゲット”に成功するかもよ~。

あと、肩の力を抜いて、まずは
“清水ミチコの日記”を読んで、
“結婚して子供がいて仕事をしている未来の自分”を
より現実的に想像するくせをつけてもイイかも。
(まだ“夢の中”なのかもしれないからね)

では、まずは仕事から逃げないで挑戦して下さい!!
同じような経験をもつ女性として応援していますー。

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どうだっ!参ったか!はい参りました!脱帽脱毛します!


ガンジー

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女性による女性批評って、ほんんとおおおに、するどい。
“生きていくための手段”として、
どういう行動をとるか、って考えると、
意外にわかったりすることが多いよねー。


(つづく)
『よろずガンジー相談所』の情報はこちら

2001-05-28-MON

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