1935年(昭和10)ごろ、 アメリカの幻灯原板の 興行で活躍していた、 ブランソン・デ・コウ (1892〜1941)が来日し、 撮影した幻灯原板です。 1920年代より彼は 世界各地を訪れ、 撮影を行ないました。 その原板を投影しながら 音楽を流し、 解説をつけるという スタイルで全米各地を 興行してまわりました。 彼の原板はまるで 実物を見るかのように、 丁寧に彩色されている ことが特徴でした。
(江戸博学芸員・小山)
2005-09-19-MON